皆様にとって2013年のパチンコ業界はどのように見えましたか?
僕の目には、その前年度に大ヒットしたCRぱちんこAKB。
この牙城(がじょう)を打ち崩さんとライバルメーカー各社からの類似スペックの販売と
その一方で近い将来ヒットが来るであろうと思われる、まだ未開拓のスペックにチャレンジしていた一年に思えたのですがいかがなものでしょうか?
そしてその成果は今後、業界にどう影響を及ぼすのでしょうか…
さかのぼること2013年8月上旬、藤商事よりCR呪怨が全国デビューしました。
その販売台数…あまり公にはされていませんが、僕なりに調べたところ約35000台でした。
その直前に販売されたゲゲゲの鬼太郎と風来のシレン。
この2機種の販売台数が、共に約20000台だったんですよね。
ゲゲゲの鬼太郎なんて知名度としては呪怨よりはるかに上のはず。
風来のシレンも神ゲーと言われるほどの知名度のはず。
それにも関わらずこの2機種を合わせるほどの販売台数なんですから、呪怨には会社としてもかなり力を入れているのが明らかにわかる数値といえるでしょう。
ところで、一口に35000台と聞いてもピンとこられない方のために35000台という数値に触れてみますと…
今日から全国導入した北斗の拳百裂が約80000台数なんですよ。
多分ですが、どのホールも数台ではなく数多く設置しているのではないでしょうか?
そして呪怨はその半分弱といえば少しはイメージが浮かぶかと思います。
そうなんです、呪怨は藤商事にとって去年で一番多くセールスした機種でもあり、リングで踏み込んだホラーパチンコジャンルの磐石(ばんじゃく)になるはずの機種でした。
しかし蓋を開けてみれば短命機種というメーカーはもちろんホールにとっても予想外の結果に…
なぜこのようになったのか僕なりに関係者を通じて調べてみると驚くべき声の数々が…
それは……
続く