前回書いた次亜塩素酸について、
分かりにくかったので、
補足で書いてみます。
余計にわからなくなってしまうかなぁ・・・
「酸化と還元について」
いつも思うのですが、
化学って、内容がどうとかよりも、
「定義」の書き方が分かりにくい
「酸化還元の定義」を見てみると、
酸素のやり取りによる定義
物質が酸素と化合する反応を酸化、酸素を失う反応を還元といいます。
水素のやり取りによる定義
物質が水素を失う反応を酸化、水素と化合する反応を還元といいます。
電子のやり取りによる定義
物質が電子を失う反応を酸化、電子を受け取る反応を還元といいます。
この3つがあります。
ん
なんで3つ
「酸化」という言葉から、酸素のやり取りによる定義は想像がつきますよね。
酸化して錆びちゃった~
酸化して色が変わっちゃった~
などと言うことがあると思います。
前回、次亜塩素酸の説明のところで、
「他の分子や原子から電子を奪い取る強い酸化作用を示す。」
と書いているですが、
酸素がくっつくわけじゃないのに、なんで酸化
ここが、化学の分かりにくいところだと思います。
受験勉強をしているわけではないので、
この分かりにくい表現は無視無視
原子は、原子核の周りを電子が回っている
ということは知ってますよね。
つまり、次亜塩素酸が
「他の分子や原子から電子を奪い取る強い酸化作用を示す。」
ということは、
私たちの体内に入ると、
体を構成しているいろいろな原子から、
周りを回っている電子を強引に奪い取ってしまう
ということ。
正常に動いている体から電子をたくさん奪われたら・・・
正常ではなくなってしまいますよね。
このことはイメージできるのではないかと思います。
だから「次亜塩素酸は危険!」ということ
化学の定義もわかりにくいですが、
私の文章もかなり分かりにくいですね・・・
世の中に存在しているもの全ては
正常に電子の受け渡しがされることによって
成り立っていますよ
もちろん、私たち人間の体も