ずっと怖いなぁ~と思っていた「次亜塩素酸水」
報道でも危険性を伝え始めましたね。
次亜塩素酸水だよ
ハロゲン族だよ
体にいいはずがないんだけどな…
私の勘違いかなぁ…
こんな感じで、ずっとモヤモヤしていました
分からないときは、基本に戻ってちゃんと勉強しましょう
私の大好きな、高校化学の参考書
「次亜塩素酸」のところを調べてみると・・・
F(フッ素)、Cl(塩素)、Br(臭素)、I(ヨウ素)、At(アスタチン)
この5つがハロゲン族。
塩素は水に少し溶け、塩素の一部が水と反応して、
塩化水素と次亜塩素酸(HCIO)を生じる。
次亜塩素酸は、水溶液中でのみ存在する不安定な弱酸。
他の分子や原子から電子を奪い取る強い酸化作用を示す。
と、書かれています。
この「強い酸化作用」のおかげで殺菌効果があるということだけど、
ということは、人間の体にもよくないってことですよね。
「強い酸化作用」だよ
この図はネットで見つけたのですが、
すごくわかりやすい
大学受験生向けのサイトからお借りしました。
「電子の引きつけ度合い」を表しています。
棒グラフが高いほど、電子を引き付ける力が強い。
電子を引き付ける力が強い
他の物質から電子を奪う力が強い
酸化力が強い
ということ。
電子を引き付ける力が強いってことは、
それが体内に入ったら・・・
私たちの体の中を流れている電気のバランスも
崩れてしまうってことですよね
見てわかると思いますが、
つまり、フッ素も危険!ってことですよね。
原発事故の時に話題になったヨウ素もハロゲン族。
今日はその辺にはふれませんが
きっと、消毒用のアルコールが品薄になり、
なんでもいいから他に代わるものが欲しい!ということで
次亜塩素酸水が使われるようになったのだろうと思いますが・・・
テレビやネットで話題になったからって、
何も考えず、すぐに飛びつく大人より、
一生懸命に勉強している学生さんたちの方が、
理屈をきちんと理解し、
冷静に世の中のことを見れているかもしれませんね