家の前に着いたが彼は何も言わず黙ったままだった。
何度も彼の方を見るが
一向に視線を合わせてくる気配もない。
この状況にどうしていいのか分からず
うつむいたまま顔を上げることができない。
ジョンウン「…一緒に居た人誰?」
彼が唐突に話し出した。
「学校の友達です^^同じクラスで…」
ジョンウン「…俺と会えないから?」
「…え?」
ジョンウン「俺と会えないから男と飯食いに行くの?」
「…そんなことないですよ?ジュンは明日から…」
ジョンウン「何でそんな事が出来んの?」
あたしの言葉を遮るように彼が少し大きな声を出した。
初めて見る顔であたしを見ていた。
「……どういう…意味ですか?」
彼は何も言わずにあたしから視線を逸らした。
何か言いたそうな顔をしているがそのまま俯いている。
「…疑ってるんですか?」
彼の方を見るも彼は目を合わせてこない。
「……今日は帰ります。」
そう言ってシートベルトを外し車を降りたが
彼は何も言わなかったし引き止めもしなかった。