Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -47ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

驚いた顔でヒョクチェが自分を見ている。



そりゃそうだ。

自分が一番驚いている。



何でこんな事を口走ったのか分からないけど

ヒョクチェの手が離れたのが嫌で、言ってしまった。



顔が熱い。



何て言っていいのか分からず、泣きそうだ。








するとヒョクチェがまたベンチに上ってきた。



今ヒョクチェの顔を見たら泣いてしまう。

このままサラッと何事もなかったかのように流してくれればいいのに。



ヒョクチェ「ヒョリン?」



「なに…?」



ヒョクチェの顔が見れなくてうつむいたまま返事をした。

すると次の瞬間、ヒョクチェが後ろから抱きしめてきた。



ヒョクチェ「俺だってやだよ。このまま俺だけのものになったらいいのになあ…」



耳元でヒョクチェが言った。



そしてすっと体を離しベンチから降りた。

今度は手を離さなかった。



ヒョクチェ「行こ。寒くなってきた^^」



ヒョクチェに促されベンチから降り、車へと歩き出した。









あたしどうしちゃったんだろう。



どうしてあんな事言っちゃったんだろう。



ヒョクチェはあたしの事が好きなの?



あたしは…ヒョクチェが好きなの?



ドンへが好きなんじゃなかったの?



体にまとわりつくように残ったヒョクチェの香水の匂い…



ずっと消えなければいいのに…




「うわあ……」



物凄く綺麗な夜景だった。

言葉に表せなくて、ただただその夜景を眺めていた。



こんなに綺麗な夜景を見るのは初めてで

握っていた手に力が入る。



ヒョクチェ「感動した?」



隣にいたヒョクチェが嬉しそうにこっちを見ていた。



「すっごい感動した!こんな綺麗な夜景見たの初めてだもん!」



するとヒョクチェが今まで見た事ないような優しい顔で笑った。



普段冗談を言い合ったりしている時みたいな

ケラケラと笑うのではなく、目じりを下げてにっこり笑った。



ヒョクチェ「だろ?誰もつれてきた事ないもん♪俺の秘密の場所^^」










そのまま30分ほどそのベンチに座って話していた。



子どもの頃の話や、この道を目指し始めた時の話。

ヒョクチェは今までずっと頑張ってきたんだもんね。



すっかり遅くなり風が冷たくなってきた。

冷えた風が頬を撫でる。



ヒョクチェ「そろそろ行くか。寒いだろ。」



「あ…うんっ…」



正直もう少しこうやって話していたかった。

普段と違うヒョクチェが何だか居心地が良かった。



「ね、最後にもう一回だけ見ていい?」



夜景を指差しヒョクチェに尋ねた。



ヒョクチェ「これが最後だかんなー。」



そう言ってベンチの上に立つ。

ヒョクチェを見た。



ヒョクチェ「何?」



「一緒に見ようよ^^」



そう言いヒョクチェの手を引っ張りベンチの上に立たせる。

驚いてはいたが、何のためらいもなく上ってきた。








ヒョクチェ「あそこが○○だろ?あそこが…」



夜景のイルミネーションを見ながら話すヒョクチェを見ていた。



さっきの笑顔がもう一度見たくて目が離せない。

いつもの香水の匂いなのに、無駄にドキドキしている。



ヒョクチェ「そろそろ帰るかあ!」



そう言ってヒョクチェはベンチから降り、手を離した。



「…やだ。」



ヒョクチェ「ん?」



「手…離しちゃやだ。」

ヒョクチェ「…ってぇ…」



何が起こったのか分からない。



ヒョクチェ「大丈夫?」



ふと顔を上げると目の前にヒョクチェの顔がある。

覗き込むようにしてあたしを見ている。



「あ…ごめんっ…」



ヒョクチェはひょいっと立ち上がり、あたしの体を起こしてくれた。



どうもこけた瞬間にヒョクチェが支えてくれたようで

ヒョクチェの上に倒れこんだようだ。



ヒョクチェ「あぶなっかしー奴kkk」






車に乗り込むと何事もなかったように紙袋を開け

アイスオレを一口飲み、車を走らせた。



さっきの事があったからか何だかドキドキする。



細いなーって思ってたヒョクチェ。



意外とがっしりしてて男らしかった。



いつもは何も感じない助手席さえも

距離が近いような気がして仕方ない。



買ってきた物を食べながら、いつものように他愛もない話をする。








ヒョクチェ「もうすぐ着くぜーい。」



目的地に着いたのか車を止める。

車を降り、助手席の方に周りドアを開けてくれた。



ヒョクチェ「暗いから足元気をつけてな。」



どこかの駐車場のようだが街灯がほとんどなく

足元さえも真っ暗でほぼ見えない。



「ちょ…暗すぎない?」



ヒョクチェ「まだこっから少し歩くんだよ。ん。」



そう言ってヒョクチェがあたしの方に手を差し出した。

自然な流れで手を繋いだ。



ヒョクチェ「ちっちぇー手だな。」



「ヒョクチェがの手が大きいんだよ…」



ヒョクチェ「男だもんkkk」



そう言って少し山道のようなところを歩き出した。








5分も歩いたところでヒョクチェが止まった。



ヒョクチェ「じゃじゃーんっ!ここに立って!見てみ!」



ヒョクチェに促されるままベンチのような物の上に立った。