ヒョクチェ「…ってぇ…」
何が起こったのか分からない。
ヒョクチェ「大丈夫?」
ふと顔を上げると目の前にヒョクチェの顔がある。
覗き込むようにしてあたしを見ている。
「あ…ごめんっ…」
ヒョクチェはひょいっと立ち上がり、あたしの体を起こしてくれた。
どうもこけた瞬間にヒョクチェが支えてくれたようで
ヒョクチェの上に倒れこんだようだ。
ヒョクチェ「あぶなっかしー奴kkk」
車に乗り込むと何事もなかったように紙袋を開け
アイスオレを一口飲み、車を走らせた。
さっきの事があったからか何だかドキドキする。
細いなーって思ってたヒョクチェ。
意外とがっしりしてて男らしかった。
いつもは何も感じない助手席さえも
距離が近いような気がして仕方ない。
買ってきた物を食べながら、いつものように他愛もない話をする。
ヒョクチェ「もうすぐ着くぜーい。」
目的地に着いたのか車を止める。
車を降り、助手席の方に周りドアを開けてくれた。
ヒョクチェ「暗いから足元気をつけてな。」
どこかの駐車場のようだが街灯がほとんどなく
足元さえも真っ暗でほぼ見えない。
「ちょ…暗すぎない?」
ヒョクチェ「まだこっから少し歩くんだよ。ん。」
そう言ってヒョクチェがあたしの方に手を差し出した。
自然な流れで手を繋いだ。
ヒョクチェ「ちっちぇー手だな。」
「ヒョクチェがの手が大きいんだよ…」
ヒョクチェ「男だもんkkk」
そう言って少し山道のようなところを歩き出した。
5分も歩いたところでヒョクチェが止まった。
ヒョクチェ「じゃじゃーんっ!ここに立って!見てみ!」
ヒョクチェに促されるままベンチのような物の上に立った。