Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -45ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…すあSide…



2月も2週目に差し掛かりバレンタインデーが近づいてきた。



日本から帰国して彼との関係は元通りになったものの

相変わらず彼は忙しく、あたしも学校とバイトで忙しくしていた。



彼はワールドツアー中なので、会えない日が続いている。



今日はヒョリンとバレンタインデー用のチョコの

材料を一緒に買いに行く事になっていた。








ヒョリン「どんなの作るの?」



「そうだなあ…甘さ控えめぐらいがいいかもね^^」



ヒョリン「こればっかりは驚かせたいもんねっ!」



彼のために一生懸命なヒョリンがとても可愛い。

彼と付き合いだしてから凄く幸せそうだ。



駅前のスーパーで買い物を済ませ

チョコを作るためにあたしの家へ向かう。



少し歩くとカフェが見える。

中にはジョンジン君がいるが、お店は比較的空いていた。



通り過ぎようとした時、少しはなれた場所に彼の車が止まっているのが見えた。







ヒョリン「あれ?あれってイェソンさんの車?」



「そうかも…来てるのかな?」



そう言って車の方を見た瞬間

中から背が高く、綺麗な黒髪が印象的な女性が降りてきた。



後に続いて運転席から彼も降りてくる。



サングラスを掛け、襟の高いコートに身を包んだ彼は

その女性と楽しそうに話をしながらカフェの中に入って行った。



ヒョリン「あれ…誰?」



「…誰なんだろ…」



ヒョリン「ちょっと電話かけてみなよ。」



「そんな…そんな事出来ないよ…」



ヒョリン「貸して?」



そう言ってあたしのカバンから携帯を取り出し、彼にかけ始めた。

肉眼で確認できる距離に彼がいるのに、こんな事をしていいのだろうか。



何度目かのコールで彼が着信に気付いたようだ。

サングラスを外し、携帯に目を落とす。



何かを確認し、携帯をポケットへとしまった。








ヒョリン「…切られた。」



きっとその人の前ではプライベートな電話には出られないのだろう。



ヒョリン「…あいつ何してんの?」



じっと彼を見つめていると

サングラスを掛け直しカフェから出てきた。



その瞬間、彼の目に付かないように隠れた。



ヒョリン「何ですあが隠れるの!?」



「あたしはバレちゃいけないの…」



ヒョリン「だからって…彼女だってばれる訳じゃないでしょ!?

     あのカフェの店員でもあるんだから!!」



「でも…電話に出なかったでしょ?そういう事なんだよ…」








彼はあたし達には気付かずに

さっきの女性と車に乗り込み行ってしまった。



ヒョリンはまだ何か言いたそうだったが

呆れたように大きなため息をついていた。



ヒョリン「どうする?今日はやめとく?」



「ううん。日もないし作ろうよ^^」





その日は家までヒョクチェが送ってくれる事になった。



彼の助手席に座るのは慣れているはずなのに

今日は緊張してしまって落ち着かない。



車を走らせるとあっという間に家に着いてしまった。







車から降りて玄関の前まで送ってくれる。


ヒョクチェ「あのさ…」



「…ん?」



ヒョクチェ「本当に俺で良かったの?」



「え?」



ヒョクチェ「俺さ…ヒョリンはドンへが好きなんだと思ってたんだ。」



彼の言葉が突き刺さった。

自分でもまだハッキリ分かってなかった部分だ。



正直自分でもドンへが好きだと思っていた。



でも昨日ヒョクチェとあの夜景を見た時

ずっとこうしていたいと思ったのは事実だった。



頭の中で色んな思いが巡って黙り込んでいると

少し焦ったような顔でヒョクチェが言った。









ヒョクチェ「今ならなかったことに出来るから。無理しないで言えよ?」



その言葉を聞いた瞬間

胸が締め付けられるような感覚になった。



たった今。ハッキリと自覚した。



ヒョクチェが離れていってしまうのかと思うと

耐え切れずに泣いてしまった。



ヒョクチェ「あ?え?…どうしよ。ヒョリン?」



次の瞬間ヒョクチェに抱きついた。

これでもかってくらいの力で。



今ここで伝えなきゃ後悔する。








「あたしが好きなのはヒョクチェだよ?」



言えた。

自分の気持ちに嘘はない。



ぐっとヒョクチェに抱きしめられた。

耳元でヒョクチェの息遣いを感じる。



ヒョクチェ「俺も好き。」



ドンへ「ヒョリン来てたの?」



「あ、すあに誘われて…」



ドンへ「そっか^^あ、昨日はごめんね。ヒョクが連れまわしたみたいでkk」



イェソン「そうだ。遅くまで出かけてたんだろ?」



ドンへ「何もされなかった?kkk」



ヒョクチェ「何言ってんだよ!///」



ヒョクチェの慌ててる姿が可愛かった。

何もなかったわけではないけどそこまで慌てなくても。








ドンへ「で、付き合ってどれくらいになるの?」








ドンへの言葉に急に部屋の中がシンとした。



イェソン「俺も気になってた。」



サラッとイェソンが言ったので

隣ですあが驚いてあたしとドンへとヒョクチェを交互に見ている。



何て答えていいのか分からない。

自分の気持ちすらまだよく分からないのに。



するとヒョクチェがあたしの右手をぎゅっと握った。








ヒョクチェ「今から!今から付き合うことにする!」



驚いてヒョクチェを見ると顔を真っ赤にして

でも少し不安そうな顔であたしを見ている。



ヒョクチェ「…いい?」



今にも泣き出しそうな目をしているヒョクチェに聞かれた。



自分の気持ちの整理はついていないけど

ここで断る理由は何一つなかった。



涙でヒョクチェの顔さえも見えにくくてうまく喋れない。

出来る限り大きくうなづいた。



ドンへがあたしの肩をポンッと叩いた。



すあがあたしに抱きついてくる。

言葉にならずにすあを見ると、すあも泣いていた。



ドンへ「ヒョクチェー。ヒョリンのこと泣かすなよ?」



ヒョクチェ「泣かすわけねーだろ!」



そう言って2人が笑いあうのが見えた。








ドンへは気付いてたのかな?



ヒョクチェやあたしの気持ちに。



分かってたからこうやってみんなの前で聞いたのかな?



ドンへありがとう。



あたしヒョクチェが好きだよ。