Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -39ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

コンビニに着くとひんやりとした空気が心地よかった。



飲み物をかごに入れ

軽く食べられそうなものも少し選ぶ。



レジに並ぶと前には若い男の子5人組が

キョロキョロコンビニ内を見渡しながら話をしていた。



ふと耳に入った言葉は韓国語だった。



(旅行かなんかかなー。)



ここは東京駅からも近く交通の面で便利だし

旅行客がよく利用するホテルも多かった。








レジが結構混んでいてiPhoneをいじりながら順番を待っていると

前の5人組の韓国人の男の子の1人が後ろに下がってきたので



思い切りぶつかってしまった。



男の子『ちょっ!すみません><』



韓国語で言って振り返ったその男の子は

この世の人間とは思えないほど綺麗な顔をしていた。



綺麗な栗色に染められた髪の毛はふわふわとセットされていて

薄いブルーのシャツに黒のスキニーパンツ。



落ち着いた格好とは裏腹に耳にはピアスもしていて

くるくると動く大きな目が印象的だった。



『大丈夫ですよ^^』



仕事柄韓国語は普通に話せるので

何の迷いもなく韓国語で返した。








木之本あみ、26歳。



身長は150cm。



家族構成は両親に双子の妹と弟がいる。



弟はまだ大学生で、妹は韓国に住んでいて、

韓国では有名なSuperJuniorのイェソンと婚約中だ。



彼は兵役に行っているので、

彼の兵役が終わり次第結婚する予定だ。



あたしはちびなので若く見られがちだけど

普段はスーツにヒールでバリバリのお仕事人間。



忙しいのもあって彼氏はいないし

趣味と言ったものもこれといってない。



そして今日も出張先のコンビニにいる、こんな真夜中に。



チッチッチッチ…



見慣れない天井に驚き飛び起き、

部屋の中を見回す。



(あ…ホテルか…)



まだねぼけている頭を起こすように目をこすり

時計を見ると夜中の1時半を回ったところだった。



じっとりと汗をかいていた。



今日は出張のために東京に来ていて

ホテルに戻って来てからもパソコンを立ち上げ仕事をしていた。



一息入れようと横になったのがいけなかったのか

ベッドに倒れこんだように眠ってしまったらしい。








(喉渇いた…)



額の汗をぬぐいながら備え付けの冷蔵庫を開けると

水とビールしか入っていない。



(炭酸が飲みたい。)



このまま寝てしまうのも困るので

気分転換にコンビニに行く事にした。



外に出てもおかしくない格好に着替え

財布だけを握り締めホテルを出た。








すっぴんだったのでメガネをかけていたものの

あまりの綺麗さにため息が出た。



空にくっきりと浮かぶ月がとても綺麗だった。



きっとこの日の月を忘れる事はないだろうな。



…すあSide…



あの日から1年が経った。



彼は相変わらず忙しくて世界中を飛び回っていて

あたしは留学期間を終え、今もカフェで働いている。



この1年間いろんなことがあった。



喧嘩もたくさんしたし、その分楽しい事もたくさんあった。



そしてまた人生の節目を迎えようとしている。








お気に入りの帽子を深くかぶった彼があたしを抱きしめる。



ジョンウン「行って来る^^」



優しく笑う彼がいつものように優しくキスを落とし

小さな、でも大好きなその手で頬撫でる。



撫でるというよりは頬を伝った涙を拭った。



ジョンウン「すぐに戻るから。」



彼の言葉に大きくうなづきあたしから強く抱きしめる。









彼が今日から2年間の兵役に行ってしまう。



だけど彼が戻ってくるまで

あたしはこの場所で待つの。



大好きな彼の居場所。



2年後彼が戻って来た時に

また今までと同じように歌える場所を守りたい。



それが彼の生きがいだから。



そんな彼を愛しているから。








行ってらっしゃい。



ずっとずっと変わらずここで待ってるからね。



誰よりも、世界中で一番あなたを愛しています。