ポニーテール*4 | Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

10分ほど車を走らせ着いた先は

白い外装のカフェだった。

 

車から降り、カフェの中に入ると

ふわっとコーヒーの良い香りがした。

 

 

『あそこに座って待っててくれる?』

 

兄が指さした先は、

2階の4人掛けのテーブルだった。

 

(まさかここだとは・・・)

 

ドキドキしながら言われた席に着く。

そわそわして落ち着かない。

 

気を紛らわそうと、

鞄の中から携帯を取り出すと

模試の結果の用紙まで出て来た。

 

(あたし大学なんて行けるのかな・・・)

 

ため息がもれる。

 

 

そのまま机に突っ伏していると

頭の上から声がした。

 

 

『はいはいお待たせ~どしたの?』

 

 

顔を上げるとニコニコした兄が

トレーにアイスコーヒーを3つ乗せて歩いて来た。

 

 

『久しぶりだな、』

 

 

その艶のある声に、背筋がびくんと伸びる。

あの人の声だ。