ポニーテール*3 | Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

兄に続いて乗り込んだ車は

黒くて少し高そうな車で、

中はバニラの香りがした。

 

走り出して少し経った頃

兄が口を開いた。

 

 

『それで?落ち込んでるのは模試の結果が悪かったから?』

 

「おっぱ…エスパーなの?」

 

『あはは、お前のその落ち込みようを見たらすぐ分かるよ。』

 

 

兄が笑うと、えくぼが目立つ。

優しそうな、心配そうな目がこちらを覗く。

 

 

『母さんも心配してるよ、お前予備校にも行かないし。』

 

「だって予備校ってお金かかるから…」

 

 

夕陽がキラキラとフロントガラスに当たる。

ずんと重くなった心には明るすぎる。

 

 

『でもお前、大学行きたいんだろ?』

 

「そりゃ行きたいけど…」

 

『そっか…じゃおっぱがひとつ動いてみようかな?』

 

 

さっきの心配そうな顔とは打って変わって

生き生きとした兄は、どことなく嬉しそうだった。