こんばんは。
一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。
今週も張り切って、３冊紹介していきます。
今までは【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、一応学生向けに設定していましたが、ひょんなことから大人向けもあってもいいんじゃないかなと思いまして、今回は【保護者の方】を対象に選書しました。せっかくなので、教育関連を多めにお届けしたいと思います。
それでは引き続き、週末配信、毎週３冊を続けられるように頑張っていきます٩(`･ω･´)و
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【保護者の方へ①】
『魔法のパパ・ママコーチング』 （小山英樹・著 佐々木喜一・監修）
伸びない子はいない。
「勉強しなさい」「早くしなさい」「片付けなさい」が口ぐせになっていませんか。
でも、それは子どもたちの心に響くでしょうか。かえって、イヤイヤするようになってはいないでしょうか。さらに言えば、子どもの成長を妨げているのではないでしょうか。
脅しや命令で動くほど、子どもたちは単純ではありません。自発的に、積極的に活動できる、あきらめず燃え尽きない子になるには、親のこんな聴き方や話し方が必要です。
本書は、10万人の意欲・能力・行動力を引き出したカリスマコーチが贈る、愛する我が子とともに親が成長できるコミュニケーションメソッドが満載です。
塾のような教育関係の世界にいないとなかなか出会えないのが「コーチング」です。
本書はコーチングを学ぶには必須の教科書のようなものです。
コーチング特有の考え方や用語が出てはきますが、「パパ」「ママ」視線で具体例が書かれていますので、飲み込みやすいのではないかと思います。
【保護者の方へ②】
『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの？』（おおたとしまさ：編著）
8人の識者が語る勉強の本当の意味。
子どもにはやさしく、大人には詳しく解説します。
「なぜ勉強しなきゃいけないの？」かに、決まった正解はありません。
それぞれの答えが正解の一つになりうるものです。
それでも、多かれ少なかれ子どもはこのような疑問を持つもの。
いざ聞かれたときのために、答えを用意しておいた方が精神的に安心です。
本書はほぼ同じ内容で「子ども」向けの内容→「大人」向けの内容となっています。
先に「大人向け」の内容を読んでから、「子ども」向けを読むことをおススメします。
その方が子どもにどう伝えるかが分かるからです。
【保護者の方へ③】
『東大なんか入らなきゃよかった』 （池田渓）
東大うつ、東大プア、東大いじめ―
「最強の学歴」があっても、生きづらい!
東大卒ライターが徹底取材で明かす!
タイトルからしてかなり刺激的。
そして内容も刺激が強い。本書の性質上、どうしても負の側面ばかりフォーカスされてしまいますし、多面的な視点からの情報ではないのですが、それをさしい引いても暗澹たる気持ちにもなります。現実は厳しい。
「偏差値が高いから」「有名だから」「みんなが目指すから」といった理由だけで大学を選んではいけないと頭では分かっているとは思いますが、「ほんとにそれはダメだ・・・」というのが本書から知ることができます。大学に入ることが「目的」ではないことがよくよく分かります。
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本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。
本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。
運命の一冊に出会えることを願っています。
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