第24回【今週の1冊】~読書が好きになるために~ | TKの言われたい放題

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スクール玉野HP:http://www.sukutama.com/

こんばんは。

 

一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。

 

今週も張り切って、3冊紹介していきます。

【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、読んでもらいたい人を限定してはいますが、高校生が【中学生向け】を読むのもよし、小学生が【中学生向け】を読むのもありだと思います。大人の方でも十分楽しめると思います。(画像にAmazonnリンク貼ってあります)

 

週末配信、毎週3冊を続けられるように頑張ります٩(`・ω・´)و

 

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【小学生へ】

『想像力のスイッチを入れよう』(下村健一

 

 

ひとの気持ちに思いをはせる「他者への想像力」、

多くの情報から真実を読みとる「情報への想像力」、

大人になったときの世の中を考える「未来への想像力」

身につけるにはどうしたらいいのでしょう?

本書には、東京都杉並区立浜田山小学校、高知県四万十町立七里小学校、福島県富岡町立富岡第一、第二小学校での下村氏の特別授業が収録されています。

 

小5の国語の教科書(光村図書)に掲載されているエッセイが1冊の本になりました。

東京・高知・福島での授業を、現場から実況中継するかのように書かれています。

また、写真横に2次元コードがあり、それを読み取ると実際の授業の様子を見ることもできます。

「他者」「情報」「未来」それぞれに対する「想像力」を引き出していく様子が分かります。

また、各章の最後には、それぞれの想像力を鍛えるヒントも掲載してあります。

この本とは大学生の時(特に教育実習の時)に出会いたかった。

ジャンルは児童書ですが、先生向けの授業アドバイス集でもあると思います。

 

 

【中学生へ】

『さびしさの授業』(伏見憲明)

 

 

自分が「生きられる」ささやかな場所をみつけるために、さびしさを手放さず、大切なものとして抱えていこう。世代問わず、すべての人に読んでほしい永遠のロングセラー。

 

筆者自身の体験談や文学作品、映画作品を通して、「私」とは何なのかを教えてくれます。

また、「マイノリティ」への理解を少しでも深めることができる一冊だとも思います。

【あとがき】にある一文が印象的です。

 

他者に対しての想像力や共感を持てたのなら、世界の中に少しだけ自分の「生きられる場所」を確保したことにならないでしょうか。そのこと自体、ここに存在することの意味になる。

 

【高校生へ】

 

『人口減少社会の未来学(内田樹 編)

 

 

21世紀末、日本の人口は約半数に――。

人口減少社会の「不都合な真実」をえぐり出し、文明史的スケールの問題に挑む〝生き残るため〟の論考集。

各ジャンルを代表する第一級の知性が贈る、新しい処方箋がここに。
 

 

人口が減っていく将来に向けて、いろいろな有識者の論評をまとめたもの。

さまざまな立場の人が持論を展開するので、さまざまな角度や視点から物事を考えられる。

個人的には、

 

・ホモ・サピエンス史から考える人口動態と種の生存戦略(池田清彦)

・頭脳資本主義の到来―AI時代における少子化よりも深刻な問題(井上智洋)

・日本の“人口減少”の実相と、その先の希望―シンプルな統計数字により、「空気」の支配を脱する (藻谷浩介)

・縮小社会は楽しくなんかない(ブレイディみかこ)

 

この4章が興味深かったです。

 

 

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本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。

本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。

 

運命の一冊に出会えることを願っています。

 

 

 

 

 

 

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