こんばんは。
一宮市の学習塾 スクール玉野 TK です。
本日は、「教育フェアぎふ」というセミナーに行ってきました。
各教材会社さんが、最新の教材を展示してくれていましたので、それをちらちら見たり、
通常授業で使用している教材が改訂されていたので、詳細を聞いてきました。
さほど大きな変化はないようです。英語は問題のバリエーションが増えましたね。
そして、メインの講演会。
文科省から外国語教育推進室室長さんの講演です。
文科省の英語教育改革の最新情報についてでした。
再来年度の2020年度から小学校の新しい学習指導要領が全面実施されます。
ご存じの通り、
これまで小5・6年生が行っていた「外国語活動」が小3・4年生へ。
そして、新たに小5・6年生は「外国語科」として週2コマ程度の英語の授業が始まります。
現在小学3年生の方は、小5から授業としての英語が始まります。
2021年度は中学校が、2022年度からは高校が、新しい学習指導要領の全面実施となります。
もちろん、それまでの期間は移行措置期間として適宜授業が行われます。
現在中学1年生の方は、現在の学習指導要領で高校入試を迎えます。
現在小4年生の方は、中1から新しい学習指導要領で勉強します。
以下、変更点のおさらいです。
■小学生
・600~700語程度の英単語を学習
・小3・4の「外国語活動」は「聞くこと」「話すこと」中心
・小5・6の「外国語科」で段階的に「読むこと」「書くこと」が加えられる
■中学生
・年間単位時間の変化はなし
・1600~1800語程度の英単語を学習
・自分自身の考えや気持ちなどを伝え合う対話的な活動を重視
・授業は外国語(英語)で行うことを基本
■高校生
・1800~2500語程度の英単語を学習
・ディベートやディスカッション等を通して発信力を高める科目の設定
・授業は外国語(英語)で行うことを基本(前回改訂より)
また、2019年度の「全国学力・学習状況調査」において、初めて英語の4技能についての調査が実施されます。
これまでは、国語・算数(数学)と3年ごとに理科の調査が行われてきました。
来年度がらこれに加えて英語が実施され、さらに4技能(聞く・話す・読む・書く)についての問題が出題されます。
「話すこと」については、学校のパソコンに音声を録音する方法で行われます。
詳しくは↓↓
英語予備調査について(国立教育政策研究所HPより)
仮に、この方式で調査が問題なく円滑に行えることが分かった場合、入試問題にも影響しそうです。
大学入試の英語が4技能テストに移行しつつあります。高校入試も例外ではないですね。
機材と時間の問題じゃないですかね。
これはTKの予想ですが、
中学校の英語の評価の仕方、つまり評定のつけ方が変わるのではないかと思います。
というのも、今回の改訂のポイントに「実際に活用する言語活動を充実」とあるので、
これまでの定期テストの筆記試験の結果に加えて、
音楽・保健体育・美術・技術家庭科のような実技テスト(主にスピーキング)が実施され、その合計で評価されるのではと推測します。
例えば、先生と1対1で英語の口頭試問を行う。短いスピーチを行う。
このようなパフォーマンスに対しての評価が現状の評価に加わるのではないかと考えます。
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