多度大社の次に訪れたのが本多忠勝さんのお墓がある「浄土寺」です
見えにくいのですが右手にある石碑には「本田平八郎忠勝本廟」とあります。
この門の裏に回ると・・・
忠勝さんの鎧と愛槍「蜻蛉切」の絵が描かれてありました。
こちらのお墓昔話で有名な「幽霊飴」の舞台の様です(*‘ω‘ *)
この入口から左奥に進んで行くとお墓がたくさんあります。
その中の一角に忠勝さんのお墓がありました。
他のお墓より一段高くなっており入口には石でできた鳥居が立っています。
こちらに行く前にPCで忠勝さんのお墓の画像を見ていたのですが忠勝さんの墓石の後ろに着物姿の武士の人が二人おられるのが見えました。
忠勝さんの家臣の方かな???今もお墓を護っておられるのかな???と思っていました。実際お墓に行くと鳥居の両端に一つずつ小さなお墓がありました。
あぁ、あの時見えた家臣の方のお墓だなぁと思いました。
先に忠勝さんのお墓に御参りに行きました。
御線香に火をつけようとするのですが風が強くなかなかつきませんwww結構な時間墓前であたふたしてしまいましたヽ(;´Д`)ノ
そんなとき年配の女性の方が一般のお墓詣りに来られたのか私の様子を忠勝さんのお墓の横でじーっと見ていました。
な、なんだ・・・めっちゃ見てるんですけど・・・(^ω^;)
おばちゃんは長い間私を無言でガン見した後忠勝さんのお墓の奥にある一般のお墓の方に歩いて行かれました。
忠勝さんのお墓参りの後家臣の方のお墓に御線香を上げさせて頂きました。お墓の方が墓石の横で正座して深々と頭を下げて下さってる姿が見えました。
「我らにまでこの様な施しをして下さり痛み入る」
とそのお方が言って下さいました。
私なんかが言うのは場違いかもしれませんがいつも忠勝さんをお御守り下さってありがとうございます<(_ _)>とお伝えさせて頂きました。
もう一人のお方の墓前にも御線香をお供えし手を合せてると先程の年配に女性がまたも私の事をじーっと見ていました。
なんなんだ・・・(^ω^;)
沈黙に耐えられずこちらから「こんにちは」と声を掛けました。
すると女性も挨拶をして下さり話しかけてきたのです。
「私ねここの自分ちのお墓に30年間ほぼ毎日通ってるんだけどこのお墓(忠勝さんのお墓)に御参りしてる人初めて見たよ・・・いやぁ御参りに来てくれる人いてたんやねぇ」
どうやらおばちゃんは忠勝さんのお墓参りに来てる私が珍しかった様です。そんなに御参りに来る人いてないの???と思いました。
場所的に住宅地のど真ん中にあるのですが・・・
「この方(忠勝さんの事)結構有名なお方だったんだってね、なのにこんな小さなお墓で可哀そうやね。もっと大きなお墓立ててあげたらいいのにねぇ」と言われました。
そしておばちゃんは桑名で有名な地元の歌を歌って下さいました。
おばちゃんに会っていろいろ忠勝さんのお墓の事を聞く事ができ地元に古くから伝わる歌まで聞かせて頂きました。
ご縁に感謝です(*´ω`*)
そして次の目的地である「桑名城」に向かいました(。・∀・。)ノ