…といえば『八つ墓村』(昭和ベタ)
春彼岸の明けの本日 (日付ギリ) に、ふさわしいような、ふさわしくないような、微妙な響きの言葉をお題にチョイス。
いいえ決してインパクト狙いではありませんよ。
前々回の記事からのリブログ記事でも述べていますが、
彼岸=霊界に思いをはせ、魂(霊)的な学び、霊的真理の学びをより深めるに相応しい春分(秋分)を挟んで前後七日間、到彼岸むしろ到霊眼、霊眼(注:霊視の意味にあらず)を開く=差取り(一時の覚醒体験・覚りでも、心で納得する悟りでもなく、宇宙・天地と人、神と人の差取り)をより深めようの彼岸会
の意味では相応しそうなお題と考えます。(ギリだなギリ)
それでは本題へ……
■以前は今より「たたり」の字を間違ってる人がいたもので
あっはっはっは!
今日日はPCやスマホの変換でほぼ誤変換なく「祟り」と一発で出ますから稀にしかお目にかかりませんし、字の作りをよく見ていないかも?
「祟り」にあてられた漢字は、「出」と「示」「出て・示す」と書く「祟」の字。
これが一見そっくりな「崇」と書いちゃったりがあるあるであった手書き時代。
ええ、自分で語ってて思い出してちょっと赤面しますよ。大昔ですけど見に覚えあるあるで。
ああ、大昔まで遡らなくても三十代の頃でも(五十代です私)、あれは色々あって徹夜続きのまま岐阜県の某所に出張し、一日に昼夜二回講座✕四日間だったかの時、そう、神職現役の頃ですよ。
ソレの最中、もうヘロヘロで自分で黒板に思いっきり崇りと書いちゃってる最中にすでに認識してて心中「うわ…バカだコレ」となってるにも関わらず ゾーンに入ってて話が止まらないまま押し切った事件の回想が吾を見舞う。
まぁ、講義自体に抜けは無かったはずで、聴講生が何人か泣いてたし……まぁいいや、脱線回想ここまで。
■書き間違われる「崇」も大事なので
ふれておきますと、崇高・崇敬などの「崇」は「山」と「宗」で
「山」は高さ、経 (タテ)を表し
「宗」は横つながりの集まり、緯(ヨコ)を表し、経緯(タテヨコ)、火水の結び (産霊)、神を表す字義と説かれますが
■「祟り」とは
江戸時代後期の皇学者 鈴木重胤 曰わく
「人は人として神の守られる位を失わなければ神様が守ってくださる。ところが、人として神様が守ってくださる位を失えば、直ちに神様はお守りくださらない。この神様の守りが絶たれるということ、
神からの断絶を祟り
と申します」
人が人、神の分け御魂である霊止の位を(自ら)失ったとき、というのは何も小難しい話ではなくて、ごくごく普通に考えてみて……というときに「普通ってなんだ?」とか言い始まったら後述の通り、祟られる(もしかするとすでに祟られてる)クリティカル域といえましょうが
ともかく普通に、平凡に省みたら、してはいけないことをする、やるべきことをやらない、ましてや己が欲望を満たすために人様を害うがごとき獣に成り下がっているなら当然のこと
神様はその人を守護ることができなくなる。
何も神様が積極的に呪ってくるという意味ではなくて、
■人が神様とのつながりを「絶つ」ような想いと行いを選ぶ結果
を「祟り」といい、その言霊は
タ……立ち上がるなど様々
(例によって詳細はお名前の言霊鑑定にて)
一例 : 素速く立ち上がる様をタケハヤ
建速須佐之男命
その言霊の裏は
制御不能(絶たれることで)
タ……同上。
タの負のはたらき ✕2倍
からの
リ……上記のはたらきにより
秘呪 転落 が発動する
(ルでも同様)
(悪いはたらきだけではありません。詳細はお名前の言霊鑑定にて)
その有様、惨状を古から人々は「祟りじゃああ〜!」と恐れ
■祟りの字義は当然
神との断絶を選びとったことが、その惨状に「出」て「示」された姿、それが「祟り」と呼ばれる、と…
前述の繰り返しになりますが、
■人が神の分霊の姿で生きている限り
霊止の位を自ら失わない限り「祟り」を恐れる必要などないばかりか
■惟神に生きれれば
惟神つまり、神意のままに…といっても、キリスト教の聖書の神様のようにアレせよコレせよの神命に従わなければ滅するの話ではなく、
宇宙の循環、自然の運行から人が逸れる選択をしない限り
病気も災難も軽度の禊ぎ祓い(浄化)はあって当然 (浄化は自然本来の仕組みなのだから) としても、祟りと恐れたくなるような致命的なものは無いものであり
(現実にはそれがあるということは、どれだけ今生以前からの宿業あまりある人類全般かということで、決して罪人意識を勧めるものではないが、この因果律をただ幻想あつかいし否定して我良し実現のみを目指すばかり、すでに恵まれている事どもに不満を並べるばかりで、感謝のない姿勢から、望む幸福感、安泰感からますます現実が遠のいてゆくのです。)
神様はどこまでも守護ってくださるもの、という惟神の神教に則ったことを重胤は述べたわけです。
かんながら=神様のみ心のように生きます・神様のみ心のままに
たま=私の魂を
ちはえませ=善きほうへ導いてください
(ちはいませ とする派も同義。惟神霊幸倍坐世と漢字があてられますが、言霊と込めるべき意識が大事)
と祈るは、こういうこと。
祟られてちゃ、霊止の位を失ってると (他人を批判するでなく自己反省で)思って猛省するところからなのですよ。
開運の高望みの前に、禊ぎ祓い (浄化) を徹底してすませると共に、そんな自分でもすでに与えられている、恵まれていることに感謝が先というもので
辛辣御免。
◆ ◆ ◆
「祟りじゃあ!」
といえば
昭和生まれなあなたはご存知
横溝正史の『八つ墓村』
過去記事で画像引用した憶えがありますが
多治見要蔵フィギュア
今度は塗装済み!
見事な完成度…って
隣には『犬神家〜』の
スケキヨ(実は青沼静馬)かい!?
クリ◯ンより強そうな出立ち… w
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