風のうた -44ページ目
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音楽との出会い

放課後の音楽室。

その曲はあまりに美しかった。

私の心にすーっとしみ込んでくる。

本当に美しい。

可憐で美しいとか。

そういうものでもない。

ただ ただ 美しい。

私の心は初めてのことに唖然としていた。

知らないうちに涙が流れてくる。

クラスメートに見られないように私は下を向いていた。

人はこんなにも美しい曲を書けるのだろうか

これはきっと「神様の贈り物だ」私はそう思った。

れぶんあつもりそう


やがて曲が終わる。


私は世の中にこんなに美しい音楽があることを知った。

K先生が曲の説明をしてくださる。

「曲はヨハン・セバスチャン・バッハの管弦楽組曲第3番。

この曲の2曲目のアリアは,後になって独奏バイオリン用に編曲された

有名な「G線上のアリア」と呼ばれる曲です。」


私の心はまだ美しさの余韻に浸っていた。

K先生のせっかくの説明も上の空だった。


私が中学1年生のある放課後のできごと。



プロローグ



これから私の好きな礼文のお花たちのことを書きます。



ハンゴウソウ



礼文のお花はとってもきれい。


島の景色もきれい。

おまけに島の人たちは底抜けにやさしい。


でもね。残念だけど素敵なことばかりじゃないの。


その辺も交えながら書いていくので皆さんよろしくお願いします。







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