充電式ドライバー(ドリル)の、高価なニッケル水素電池が寿命を向かえてしまい
ドライバーやドリルとして使おうとしても、あっという間にパワーがなくなり
リフレッシュ充電をしても復活せず、全くの使い物にならなくなりましたので
リサイクルに出そうかなっと思いましたが、いやいや、待てよ、ドライバーや
ドリルのハイパワーの用途では使えないが、完全に充電が出来ない訳では
ないので、少ない電力、即ち、ローパワーでも使える物があるのではないかと
思っていたら、偶々、ポケットの中に12Vの車載用のLEDルームランプ用
モジュールがありましたので、おぅおぅ、これ!使えるんじゃない!と思い
そうだ、停電時にも使える簡易ランタンでも作ろう!と、思い立ったら吉日
即、頭の中に30秒で図面を引き、製作に取りかかった訳であります。
用意する物は、まだ少しだけ充電は出来るけれども、ドリルやドライバーとし
動かそうとしてもパワー不足で使い物にならなくなった、非常に弱くなった
ニッケル水素電池1個、ニッケル水素電池付属品の電極保護用の乳白色の
ビニルカバー1個、φ3㎜×20㎜ビス2本、幅18㎜程度の銅箔3㎝×2枚
12Vの車載用のLEDルームランプ用モジュール1個、一般的な輪ゴム2本
ペットボトルの底の凸凹の花柄風の模様が付いた部分を切り取った物
苦労しても決して途中で投げ出さず、挫けない、最後までやり通す心、一つ
どうですか皆さん、材料が用意が出来ましたか、では、製作に移ります。
まずは、電極保護ビニルカバーに、電池の電極よりも1.5㎜外側に穴を2個
千枚通しか何かで、ブスブスと穴を開けます。
銅箔をφ3㎜×20㎜ビスに合わせて、クルクルと巻いて、ドライバーで
回しながら取り外し、銅箔の筒を作り置いておきます。
穴を開けた電極保護ビニルカバーにφ3㎜×20㎜ビスをドライバーで
回しながら差し込み、ビスの頭が少し出たら、丸めた銅箔の筒を電極保護
ビニルカバーの内側から差し込むようにして、ラジヲペンチなどで銅箔の筒を
潰さないように押さえつつ、更に、ドライバーでビスを回し続け、ビスのネジ山が
ビニルカバーの表面よりも、1ミリぐらい残るまで回し入れます。
これで電極(給電)部分は完成ですので、次に、LEDユニットと輪ゴムを
用意して、保護用ビニルカバーを電池に被せます。

写真のように、輪ゴムで
LEDユニットを固定します。
このユニットには、両面
テープが貼られていますが
今回はテープを使用せず
別の用途に使う為にも
簡単に取り外せるように
作業を進めました。
電池に表示されている
+と-のマークに合わせて
LEDユニットの配線を、電池の+マークにユニット側の赤い線
-マークにユニット側の黒い線を、被服電線の皮を約1㎝程度向いて
裸になった銅線を、ビスの頭とカバーの間にクルクルと1回程度巻いて
ビスをドライバーで回して固く感じ固定されるまで回します。
LEDユニットのリード線にコネクターが付いている物であれば、外しておくと
LEDが点灯せずに、あっ!点いたとビックリしなくて済むかも知れません
点灯しても問題はありませんが、LEDユニットには保護用のヒューズが
入っていない物が多いので、希に、回路が短絡していて、短絡の場所に因り
基盤が発熱して煙りが出ることもありますから、ビスにリード線を取り付ける
前に、電流計で電流値を測定して、短絡をしていないか事前にチェックすると
不意の発熱や発火などを防げますし、安全に作業をする事が出来ますので
その辺をご留意されまして、安全に作業を進めて下さいませ。トホホ

ビニル保護カバーを奥まで
入らないよう、本体の銅箔を
巻いているビスが電池側の
接触端子まで届かない
長さの絶縁体、電気を通し
難い消しゴムとか丸めた
テッシュペーパーなどを
保護カバーと電池の間に
入れておくと、電池側の
電極から本体の電極が
切り離されていますから電気は通じず、写真のようにLEDユニットは点灯せず
この方法を用いて作業をすると、いきなり通電をして、ユニットなどに不具合が
ある場合のトラブルから回避することが出来るので、第二案として推奨します。

続いて、ペットボトルの底の
花柄模様風の部分を丸く
切り取った物の両端に
輪ゴムが通るぐらいの
穴を開け輪ゴムを取り付け
輪ゴムを引っ張りながら
お面を付けるようにLEDの
前面に被せて固定します。
LEDランプも発熱しますが
LEDを作っている樹脂と
ペットボトルの樹脂は、同程度の耐熱性能があり、大きな問題は起こらないと
私は判断しましたが、気になる方はLEDランプに直接、ペットボトルの底の
カバーが触れないように加工してみて下さい。

電池本体とカバーの間の
消しゴムとかを取り外して
最後まで押し込むと点灯
若しくは、リード線の
コネクターを差し込めば
パッと点灯しますので
LEDランプの発光部分を
直視すると、目を痛める
恐れがありますので
出来るだけLEDランプから
支線を外して直視しないようにしてから、点灯の手順を踏んでください。

けっこう、使い物になる
良い感じの光り方です。
非常用のランタンとして
これは便利に使えますし
電池の寿命の程度にも
因りますが、消費電力が
少ないLEDなので長時間
点灯し続けてくれるでしょう。
また、ビスの頭の部分を
しっかりとした物を使い
完璧に絶縁をすれば、車内やテント内など、雨や夜露が当たらない屋外でも
常用ランタンとして使えますし、夜釣りのお供にもなるでしょうね。
自動車のバッテリー上がりが心配で、車内を真っ暗にしていると、眠たくなって
気が付いたら寝入っていて、魚が釣れなかったなんて事もなくなりますね。トホホ

寝室のベットサイドに
読書のお供にも良いですね
非常時には、懐中電灯
ペンライトの代わりにもなり
ベットの下に転がり込んだ
物を探すのにも便利ですね
ネコのタマとかが不明の時
ベットの下を照らして
確認するのにも便利ですね
その用途は、多様のランタン
リサイクルに出したくなるダメ電池を、再び、世に出せるようにサルベージ
簡易LEDランタンを作っておけば、災害時でも安心して夜を過ごせますね。
私のユニットには、コネクターが付いているので、このようにすれば

直ぐに消灯が出来て
わざわざ、保護カバーを
取り外さなくても消灯が
可能なので点灯・消灯用
スイッチを、どうやって
取付たら良いかと有象無象
しなくて良かったです。
試行錯誤を繰り返しながら
スイッチを取付けるだけでも
約3分は掛かりますよね。
さてさて、皆様も、テキストに従って製作をされ、もう出来上がった頃でしょうか?
一家に一台、これさえあれば、も~う安心とはいかないでしょうが、捨てる神が
居るならば、拾う神もいると言う事で、皆様も、神になられたかと思いますが
まだ使えるんじゃないのかの、貧乏性の私だからこそ閃いたみたいな
貧乏臭い、簡易ランタンですが、思い付いたら直ぐにやらなきゃ気が済まない
自称、行動派の私ですから、3分間の余暇を大いに有効に使い、サササッと
DIY、どーしたら、いいんだ、よ~の略なのか、DIY
そうね~、こおしたら良いんだよ~のKIYの記事でありました。トホホホホッ
おわり