先日の台風7号の直撃を受けて、猫の額ファームもプチ被害が出ていました。
小さな鉢植えの花が風で飛ばされ転倒、鉢と土が完全に分離されてしまい
鉢だけあってブンブンと飛ばされたらしく、直径10㎝の樹脂製の鉢が
行方不明になってしまいましたが、敷地の中の隅の方に物に引っ掛かり
止まっていたところを無事に救出、小さな花の苗をスポット入れて復旧
事なきを得ましたが、大正金時を見ると、一つの鞘が地面に落下していて
思わず、落花生かと思いましたが、どうやら強風に毟り取られたようです。
発見が遅かったのか、せっかくの大正金時が勿体ない、やや乾燥しかけた
鞘には、黒カビがシメシメと繁殖をしていました。

屋外は、台風が来る前から
高温多湿の環境でしたので
カビにしてみれば待って
ましたの好条件であり
油断大敵、カビぼうぼう
まあ、白カビのように菌糸を
延ばし綿状になるカビの
状態ぼうぼうではなくて
黒の斑点が痛々しいカビが
生えてしまったので仕方が
ないので、実の成長具合を
観察する為にサンプルとして鞘を割って中身を見ることにしました。

パカッと割って飛び出した
豆ちゃんの姿は、ぷっくりと
しているものの、成熟は
途中で、外皮の鞘は乾燥を
していますが、豆ちゃんは
乾燥しておらず、半生状態
そして、色も薄くて未熟です。
豆ちゃんの大きさは
乾燥前ですが、平均的な
大きさのように感じました。
コロリンコと取り出して、更に、しげしげと見つめて観察を続けました。

おそらく、生まれた時には
3人兄弟だったのでしょう
真ん中の豆ちゃんが
成長途中に菌か何かに
感染してしまい育ち切れず
鞘の中で腐敗したのでしょう
その菌かカビが隣にいた
豆ちゃんにも、やや感染を
している事も見て取れます。
高温多湿の環境がもたらす
カビの被害も懸念される猫の額ファームの大正金時ちゃんです。トホホホ
苗を見ると他の鞘にも黒カビが出ている物もあり、まだ収穫してニオに積むには
早いので、しかも、花が2輪咲いていたりしていて、鞘の中の豆ちゃん達は
まだ成長途中であることがわかります。トホホホ
今後の天候が気になる、そんな大正金時ちゃんのレポートでした。トホホ
おわり