第一回目の製作は、見事に失敗に終わった紫蘇塩製作も
いよいよ、最終段階に入り、乾燥が終わった紫蘇色の塩と
パリッパリに乾燥した葉っぱを、いよいよ、擂り鉢と擂り粉木で
スリスリ、ゴリゴリとして、期目の細かなパウダー状に加工の開始です。
今回は、酢漬けしたので、葉っぱはパリッパリの状態になっていましたので
指先で揉むだけで粉々に砕ける状態でしたので、ハサミは使いませんでした。


紫蘇の色汁で着色した塩は、当初の鮮やかなピンクから、乾燥が終わると
あの紫蘇独特の色、青紫に近い色に変化していました。
もう嫌になるぐらい、スリスリ、ゴリゴリと擂り粉木で丹念に紫蘇の葉っぱを
擂り潰して、細かなパウダー状にすると、一回目とは明らかに違っていて
あの埃のような色ではなく、紫蘇の色がしっかりと出ています。
左側の写真は、葉っぱだけのパウダーです、右側は、色の付いた塩を
皿に載せていた分だけを混ぜて、スリスリ、ゴリゴリと馴染ませた物です。


紫蘇を感じさせる、なかなか良い感じの色に仕上がっています。
混ざり具合も、擂り鉢でゴリゴリしたので、塩との相性もピッタンコです。
そこで、皿の上の塩と、葉っぱとの混合比がベストなのかを調べる為に
白い塩を足して、どのような感じになるのか色具合を見ることにしました。


オリジナルの物に、1/2白い塩を足した色と見比べました。
色的には、白い塩を1/2足した方が良い感じでしたが、ひとつまみずつ
塩を味見したところ、なんと、白い塩を足した方は、ブブ~ッ♪
しょっぱすぎて、紫蘇の香りが大半減、オリジナルの方が味と香りが良くて
白い塩は足さない方がベストだと、私は判断をいたしました。


1回目の実験では、大失敗だった紫蘇塩ですが、2回目は何とか上手く
仕上げられて、良い紫蘇塩が出来たと、その嬉しさと充実感が湧きました。
いよいよ、容器に詰めて、紫蘇塩は完成です。


1回目の失敗した紫蘇塩を他の容器に移し替えて、しっかりと仕上がった
紫蘇の色と香り、風味が生きている紫蘇塩と入れ替えてました。
少々入りきらずに、ビニル袋に入れて保管しようかと思いましたが
台所を見ると、偶然にも、ごま塩がなくなる寸前で、これは良いと思って
なくなりかけのごま塩の容器に、余った紫蘇塩を投入、シャカシャカシャカと
混合させたら、あぁ~らどうでしょう、紫蘇塩の完成を待っていたかのように
おにぎりを作る時にピッタシの、紫蘇・胡麻塩が出来上がり、紫蘇の風味で
益々、食欲が湧くことでありましょう。
紫蘇塩を使用する用途は無限大、料理に良し、サラダにふりかけても良し
塩で味わう天麩羅のお供にも良し、日本人が好きなハーブですので
工夫次第では、居間までにない、新たな味を作り出せるかも知れないですね。
納豆に出汁を少量入れて、紫蘇塩を入れて掻き混ぜると、なんか美味そうです
今度実験をして味見をしてみようと思います。
まずは、これで紫蘇塩は、完成いたしましたので皆様にお知らせをいたします。
そろそろ紫蘇も終わりの時期ですから、収穫をして葉っぱを6:4の酢に浸して
色が出たら紫蘇の葉を取り出して乾燥させると良いですね。
是非、皆さんも紫蘇塩作りにチャレンジしてみて下さいね。
おわり