静岡・電気柵感電 男児が接触し断線か 指断裂、大やけど
産経新聞 7月21日(火)7時55分配信
静岡県西伊豆町で動物よけの電気柵付近で7人が感電し、うち2人が死亡した事故で、
川遊びをしていた男児が左手に大やけどを負い指を断裂する重傷を負っていたことが20日、
県警下田署への取材で分かった。
県警は、男児が電気柵に接触した際に電線の一部が断線して川につかり、
助けに向かった人々が次々に感電したとみて調べている。
また、電気柵の電源が、近くにある農機具小屋の家庭用コンセント(電圧100ボルト)だったことも判明。
また、電気柵の電源が、近くにある農機具小屋の家庭用コンセント(電圧100ボルト)だったことも判明。
ぬれると皮膚の電気抵抗が大幅に下がるため、電気保安協会の関係者によると、
100ボルトの電気に接した場合は、ショック死する可能性があるという。
電気柵はアジサイの花壇を鹿から守るために近隣の男性が設置。
静岡県によると、30ボルト以上の電源を使用する電気柵を人が簡単に立ち入る場所に
設ける場合は漏電遮断器を設置するよう義務付けられている。
事故後に現場に入った人が「水の中でピリピリした」と話しており、
事故時も漏電していた可能性が高いことなどから、県警は安全対策に
不備があったとみて業務上過失致死傷容疑での立件も視野に捜査を行う方針。
同署によると、死亡したのは神奈川県逗子市の会社員、岩村知広さん(47)と
川崎市宮前区の尾崎匡友さん(42)。
他に岩村さんの妻、貴子さん(42)と長男の小学生、海青(かいお)君(8)が重傷。
尾崎さんの妻、由香さん(43)と長男の小学生、来空(らいく)君(8)、西伊豆町の
山本澄江さん(75)も軽いけが。
由香さんと山本さんは親戚で、家族付き合いがある岩村さん一家と18日から西伊豆町を訪れていた。
電気柵を設置した男性も由香さんの親戚だった。
事故は19日午後4時25分ごろに発生。事故当時は海青君と尾崎さん、
来空君の3人が川で遊んでおり由香さんと岩村さん夫婦、山本さんが助けようとして川に入って感電した。
最終更新:7月21日(火)8時22分
-----------------------------------------
普通の電気柵では起こり得ない事故だと思っていたが、やはり素人工事で
しかも、100Vを直接張り巡らせている、危険きわまりない、通常では全く
考えられない施工で、正に、無知が作った非常に危険な電気柵であったので
あのように、悲しい事故が、起こるべきして起こったのである。
電気柵は、通常1000V以上の高電圧ではあるが、流せる低電流は少なく
地絡・感電事故防止の安全装置も組み込まれていて、ある電流以上が
電気柵に流れると送電は停止されて、あのような事故になる事は
機器の故障がなければ、起こり得ないのが常識になっています。
人間が感電して死に至るのは、多くの電流が身体に流れるからであって
あの電気ショック式のビリビリ、ドクドクとして、筋肉を強制的に動かす
携帯型の電気筋肉トレーニングマシーンも、高電圧でありながら
少ない電流を筋肉に流し、筋肉を強制的に収縮させているので死者は
出ないのであって、コンセントから直接、身体に電気を流すのは
自殺行為であり第三者が行えば、殺人行為に等しいのでありましょう。
そもそも、漏電ブレーカーを付ければ良いと言う説明には誤りがありますね。
充電部(通電部)を、人が容易に触れられる恐れのある場所には
露出をしてはいけないのであって、そもそも、家庭用の100V電源を
電気柵として張り巡らせているなんて、全く考えられない施工の仕方です。
工事店に頼めば、それなりの工事代金が掛かりますが、それをケチって
素人工事を行うと、このような悲惨な重大事故を起こす訳であります。
知識もないのに、知ったかぶりをして、人の命を奪ってまったその責任は
一生償っても償いきれない、重たい罪と責任となるでしょう。
いつも危機感を持って私は言ってますが、無知や馬鹿や坊ちゃんや
国民のことを考えていない、私利私欲に紛れている、強欲な国会議員達に
殺される危険が普通にあると言う事なのでしょう。
なんで電気柵で死者が出たのか、やっと分かった気がしました。
おわり