サウジがイエメンに軍事介入 空爆開始、イランとの代理戦争の様相
産経新聞 3月27日(金)7時55分配信
【カイロ=大内清】サウジアラビアを中心とする連合軍は現地時間の26日未明、
イスラム教シーア派の一派、ザイド派が掌握するイエメンの首都サヌア周辺への空爆を開始した。
サウジのジュベイル駐米大使が明らかにした。
ザイド派が25日、ハディ暫定大統領が拠点を構える南部アデンへ進攻したことを受けての措置。
ザイド派を支援するイランが同派へのてこ入れを進めれば、イエメンの政治抗争は、
サウジとイランという地域の2大国の「代理戦争」の様相を強める可能性が高い。
オマーンを除く湾岸アラブ諸国は26日、声明で、イエメンへの軍事介入は
オマーンを除く湾岸アラブ諸国は26日、声明で、イエメンへの軍事介入は
ハディ暫定政権の要請によるものだと強調。
ヨルダンも介入作戦への参加を確認した。
ジュベイル大使は、介入は「イエメンの正統政府を守るためだ」と述べた。
一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、ザイド派は
「(軍事介入は)さらに大きな戦争の引き金になる」と警告。
イラン外務省は26日、サウジの軍事行動を非難した。
現地での報道によると、サヌアではサウジ軍の攻撃で少なくとも13人が死亡。
現地での報道によると、サヌアではサウジ軍の攻撃で少なくとも13人が死亡。
ハディ政権は26日、ザイド派側が25日に一時制圧したアデン空港を奪還した。
スンニ派アラブの盟主を自任するサウジは、自国の“裏庭”にあたるイエメンで
スンニ派アラブの盟主を自任するサウジは、自国の“裏庭”にあたるイエメンで
シーア派系政権が誕生し、敵対するシーア派大国イランが影響力を増大させることを警戒。
今後は、自らが主導する連合軍の介入によってのみならず、ハディ政権側の部隊や
スンニ派部族の民兵などへの支援を通じ、ザイド派の排除を進める考えとみられる。
これに対し、北部の有力一族フーシー家率いるザイド派は、ザイド派出身の
これに対し、北部の有力一族フーシー家率いるザイド派は、ザイド派出身の
サレハ前大統領派とも協力し、ザイド派主導政権の確立を狙っているとされる。
イエメンでは2011年、いわゆる「アラブの春」の流れの中で
イエメンでは2011年、いわゆる「アラブの春」の流れの中で
当時のサレハ政権と反政府派の対立が激化。
12年には、サウジなどの仲介で訴追を免除されたサレハ氏が退陣し、
ハディ氏のもとでの政権移行プロセスが進められた。
しかし、権力配分の増大を求めるザイド派は昨年9月に首都を制圧、
しかし、権力配分の増大を求めるザイド派は昨年9月に首都を制圧、
今年2月には事実上の政権掌握を宣言して、政権やスンニ派勢力との緊張が高まっていた。
最終更新:3月27日(金)7時57分
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「イスラム国」に対する、中東諸国の協力的関係からの攻撃ではなく
単なる、利権の死守・政権争いだけの攻撃・戦闘とは驚きますね。
アメリカ合衆国の、ジュベイル大使は、軍事介入は
イエメンの正統政府を守るためだと述べたとか、また、アメリカ政府が
人々の心に、憎しみが憎しみを生む、戦争の火付け役なのですね。
お金がないから、世界の警察はもう~やめた!と言いながら
産油国と言う豊富な資金力があるので、戦争が始まれば武器弾薬が
ジャンジャン売れて金儲けになるから、いつものように意味不明とも言える
大義名分を付け足し、内政干渉をし、戦争をトコトン煽るアメリカ合衆国の
異常な姿が如実に見える恐ろしいニュースですね。
アメリカ国民は、何とも思わないのだろうか?
イスラム国を作り出したのは、ハッキリ言ってアメリカを中心とする
欧米諸国であると、気が付かないのだろうか?
そのなになに派は戦闘に負けたら、怒りに任せ、イスラム国を利用するとか
仲間に入るだろうし、更なる、機器を世界にまき散らす結果となるだろう。
国際的には、原油輸出の要、ホルムズ海峡を守りたいのは分かるが
戦争に費やす資金があるならば、海峡の拡幅とかを行えば、現地の人達の
雇用も増えて、収入も増え貧困家庭が減るので、中東やアフリカの民衆は
戦争なんてばからしいと、きっと思うだろうし、そのような平和的な方法で
長年続いている、この問題を回避・解決させるべきだろうと私は強く思うが
それじゃ武器弾薬が売れないから困ると、アメリカライフル協会が政治家に
巨額な献金を差し出し、情勢が不安定な国を探し戦争をするように
CIAを動かせなどと言って、ブッシュ、子ブッシュ、オバマなどが関わり
アメリカ政府を動かし続けているのだろう。
それはともかく、中東は世界の弾薬庫でもあり、核兵器を持っている国もあり
これ以上の混乱が広がれば、イスラエルも標的にされるだろうし
アルカイダとイスラム国が手を組み出したら、最悪の事態になるだろうし
機長やめてください!逆噴射、なんて事件も起こるかも知れないし
現に、ドイツの航空会社の副操縦士が、それに似たような行動を
したとかの疑いもあるとかニュースで言ってますから恐いですね。
人間を洗脳したり、催眠術にかけて、武器にしたようなテロ行為は
絶対に防げないでしょうから、大量に人を輸送するような交通関係が
資金力が豊かなテロ組織に狙われたら、アッという間に全世界は
恐怖に包まれて大混乱に陥る事でしょうし、世界経済は破綻するでしょうね。
人間が人間を疑わなくてはならない事になったら、最悪ですね。
まっ、日本国でも、糖質が放置され、ある日突然隣人が包丁を持ち出し
寝ているところを、サクッとやられてしまう事件なども起きている訳ですし
決して他人事ではない訳でありますし、経済、経済、何が何でも金と経済と
言っているから、こんな世の中、世界になってしまったのでありましょうね。
学者だとか有識者だとか我欲言う言葉に、欧米ではとか、アメリカではとか
完全に金に神経をやられている、糖質系のバカ野郎なのでありましょう
日本国は日本国であり、日本民族のやり方で良いのであって
外国の真似などしなくても良いのであります。
外国では、カジノで儲かっているから、日本でもカジノを合法化しろとか
そんな話が良い例なのでありましょう、昔の人は、「バカに殺される」と
言っていますし、本当だなっと思うことが非常に多いですよね。
貧困者がいなければ兵士が集まらない、だから、貧困は必要
これが、アメリカのやり方、国家を維持し続ける為の理論なのでしょうね。
いやいや、大勢の人が気が付いていても、絶対に、口にしない言葉です
特に、政治家や富裕層の人間達は、口が裂けても言わないでしょう。
おわり