暗くなった屋外で、いつも活躍してくれる重宝な、充電ドリルと共通
電池パックを使える懐中電灯ですが、とっても便利なんだけれどもぉ~
充電式電池が長持ちしませんので、肝心な時に消えたりして嫌になります。
だから、今度は、こいつをLED化をして、電池を長持ちさせてやろうと
俄にLEDランプ化を計画いたしましたので、宜しくお願いいたします。

今や、充電式工具は14.4V系が主流ですが
12V系の充電式ドリルも、まだまだ活躍中です。
しかし、ニッケル水素電池も高価ですから
12Vのバッテリーが駄目になったならば
どうしても、14.4V系のイオンリチウム電池の
ハイパワーな充電式電動工具に、迷わず移行してしまうのが常ですね。
9.6Vだったかの時代から12Vの時代に移り変わり、その時に買った
一昔前の懐中電灯ですが、単1電池を4本や6本も使う懐中電灯からみれば
本当に経済的でしかも明るい懐中電灯ですが、先の通りに電池の消耗が
非常に激しくて、古い充電式バッテリーだと、直ぐに消えてしまう有様でした。

構造は、ご覧の通り、非常に簡単な作りです。
LED化するのは、ランプだけなので楽チンです。
以前に、切れたランプがあったので、金属製の
ソケットだけにして、LEDと抵抗を組み込めば
あっという間に、LED化が終わると思いました。

ほぉ~ら、もう出来ました。
ねっ、簡単でしょ?
なんて、苦労知らずの話が
出きれば良いのですが
これまた、作るのが大変で
改めて、私の手先は不器用
なんだと、涙が出そうに
なるぐらい思い知りました。
LEDランプが小さくて
半田をあげるのに、もうもう
一苦労も二苦労もして、何度も失敗を繰り返し、もう!いいや!と
スプーンを、もとい、しゃじを投げ出して、挫折しそうになりましたが
此処で挫けたら男が腐る、もとい、廃ると奮起をして、新品のLEDチップを
2個も壊しながら、何とかLEDランプを作り上げました。
いわゆる、買った方が早いレベルでしたが、この形のLEDランプは
おそらく市販はされていないでしょう、されていたら買った方が早いですが
もう大丈夫、コツを掴みましたから2個目からは、直ぐに作れます。
LEDバルブ取付 レンズ装着 点灯試験




レンズは傷だらけですが、以前、携帯電話のカメラの
レンズを磨いた樹脂用コンパウンドで磨いて
ヒッカピカにしましたので、作業風景は割愛させて
頂きましたので、皆様、どうか、ご了承下さい。
仮点灯させると、明るさは2倍、消費電流は約1/8になりましたから
計算上では、以前の8倍も充電式バッテリーは長持ちいたします。
記事を書きながら、長時間点灯試験を実行中です、点灯をしてから
約2時間が過ぎても明るさに大きな変化はありません。
勿論、発熱も少なく、点灯時からの性能の低下もなく順調に推移しています。
ノーマルランプの光 LEDバルブの光


携帯電話カメラのAFで
撮影をしましたので
自動で露出が調整され
左側の写真が全体的に
暗くなってしまいました。
しかし、実際に肉眼で見比べると、右は、赤っぽい光で、左側は白い光で
照度も約2倍はある事は、間違いのない事実なのでご安心下さいませ。

こんなもの簡単だと
舐めて掛かったのが
悪かったのは一目瞭然
強く反省をしていますが
ほんと思っていたよりも
LED化に時間が掛かって
しまって、なんでも作業は
舐めて掛かってはいけない
ルージュマジックだと
Oh!ベィベーでありました。
無事に製作も終わり、これで夜間の仕事も捗ることは間違いなしですね。
2個入りパック100円のLED×2で、本来ならば200円で済みますが
2個壊しちゃったので、300円に制作費は一気に上昇してしまいました。
抵抗器は、手持ちのジャンク品を流用しましたので加算していません。
用途を考えずに、なんでもLED化はいけませんが、LEDにした方が良い物は
これからも、一手間かけて取り替えて行く事にします。トホホホホッ
それにしても、明るいです、明るすぎてサボれないかもです。トホホホホッ
おわり