この手紙(図)を、皆様は、どう読みますか? | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

前略、日本国の国民の皆様、お元気ですか、との書き出しで始まる
 
気象庁からの手紙、さて皆様は、その内容(図)をどう読まれますか?
 
イメージ 1
本州を覆う勢力の強い
 
高気圧がありますね。
 
大陸からは、もう一つ
 
同じ勢力の高気圧が
 
本州へ向かってますね。
 
この図は、8日6時の
 
天気図ですから
 
6時間後を考えないと
 
いけない事になりますね。
 
即ち、本州に向かっている高気圧は、時速20km/hで進んでいますので
 
既に、約120kmは本州に近づいている事になりますね。
 
高気圧が張り出すと、台風は高気圧に押されて、北の方向へは曲がれず
 
高気圧の影響が及んでいる間は、直進を続けてしまいますよね。
 
詳細な動きを見るには、どの高度で、どれだけの気圧なのかとか
 
様々に条件を加味して、台風の動きを精査しなくてはいけない訳ですが
 
サッと斜め読みすると、高気圧は東方向へ時速20キロで進み
 
台風19号は、時速15キロで西方向へ進んでいることから
 
お互いが影響し合う現象、時間の経過を、チラシの裏側に鉛筆で書き
 
高気圧20km/h+台風19号15km/hで計算すると、35km/hとなり
 
お互いがすれ違う場所を、その距離と時間から追って行くと
 
台風19号が曲がりそうな、大まかな位置を予想する事が出来ますね。
 
あとは、経験とカンに頼る、職人技が光る予測になるのでしょうね。
 
おかみの領域を超えた熟練した、天気予報官ならば、この天気図を
 
パッと見ただけで、ムムムムッと言いながらも、推定3分30、2秒ぐらいで
 
ササササッと、台風の予想進路図を書き上げてしまう事でありましょうね。
 
機械に頼ってばかりいる若手は、あれこれとコンピューターに
 
入力をINPUTしないと、自信のある答えが出せませんでしょうから
 
発表まで長い時間が掛かってしまい、発表を待っている人達は
 
まだかい、まだかいと、イライラしてしまうのでしょうね。
 
その国民のイライラを緩和させるのに、職人が書き上げた速報を出しつつ
 
詳しいデーターを集めて、マシーンで計算をして、修正をして行くのも
 
一つの国民サービスとなり、好感度アップにも繋がる手法にもなりますね。
 
長期間ね同じ図を見せられていると、その間の変化が見られませんよね。
 
人が不安になるのは、知りたい情報が途絶えてしまったり
 
リアルタイムの情報が提供されない、又は、故意に改竄されてしまうとか
 
巨額な観測機器を国民の税金で整備して、それらから集められた
 
データーなどを、役所や役人やら、学者達が独り占めにして眺めては
 
ニヤニヤしていたりして、国民を巻き込む大災害が起きてから
 
実は、こんなデーターがありましたとか、後出しジャンケンよろしくの事が
 
実に多い日本国の姿ですよね。
 
そして最後には、想定外の災害でしたと、締め括られて終わりですよね。
 
想定したのは誰ですか?その想定の責任は、誰がどう執るのですか?
 
責任をとるのが嫌だから、情報を国民に知らせない、又は、改竄した情報を
 
国民に公開をして安心感を植え付けて、経済波及効果に貢献するとか
 
他人の命よりも、自分が置かれている立場の方が大切だと考えて
 
悪魔に魂を売った者も、実に、日本国には、多いように感じますよね。
 
斑目は、データーを隠し、多くの日本国国民を危険に晒しましたよね。
 
うわっ、宇宙まで見えそうな、雲一つない、快晴だった十勝の空が
 
一気に雲に覆われてしまっている事に、今、窓の外を見て気が付きました。
 
正に、私がオボちゃんだったら 「天候の急変はあります」 と、言いますね。
 
十勝の空は、うひょ~へん、ではなく、豹変です。トホホホホホッ
 
おわり