仕事が忙しいから休まない、若しくは、休めない建設関連の自動車が
やたらと目に付く、異常な姿のカレンダーの赤い字の国民の休日です。
日曜日以外の赤い日は、休まないのが当たり前だと
この平成の時代でも、昭和を引きずり思っている、土木・建設業の
欲望漲る、団塊の世代の、経営者が多いのが、その原因なのでしょうね。
いわゆる、多くの経営者の意識が変わらなければ、世の中・社会は変わらない
労働者の労働報酬も変わらずに、労働を搾取し続けられる環境が
ずうっと続いて行くと言う事なのでありましょうね。
技術を短時間に修得するには、遊びを忘れ、家庭を省みず、仕事一筋に
脇目も振らず必死になって働く時期も、個人的には必要だとは思いますが
既に、技術を習得しているベテラン技術者は、仕事一筋で生きて来ているので
仕事が休みの日には、これと言ってする事もなく、ならば金も稼げる
仕事をして、暇を潰した方が良いと自分中心に短絡的に考えてしまい
赤い日にも問答無用に仕事を入れ、遊び盛りの若者達が遊びの計画も
立てられない、とても働きづらい、楽しみもない、その業界で働くのを
敬遠してしまう、嫌われる業種にしているのかも知れませんね。
遊ばなくても苦にならない、鍛錬された、いわゆる、中高年と言われる
年齢の人達ばかりになっているので、この年代の人達が率先して
休まなくては、若者達が喜んで集まる業種にはならないかも知れません。
60歳を過ぎても、働かなくては生活が出来ない社会に誰がしたと
政府を批判したり、そう考える人は極少数で、今の老人は若いのだから
働くのが当たり前、まだまだ現役で稼げるのだから、税金を上納せよと
言われているのに、ハイ、分かりましたと、イエスマンばかりの
政治家や公務員達に洗脳された、国民が非常に多いのも困りものですね。
いわゆる、ハングリー精神が染み込んでしまっている、昭和の時代の
団塊の世代が滅びるまで、このような社会が続くのでありましょう。
ある者達は、働かずして生活保護に頼り、毎日が休日、悠々自適に
暮らす事を選択する、なまくらな国民も増える事でありましょうし
団塊の世代の精神を引き継ぐ、自分では何も考えない、親父はこの生き方で
成功しているのだからと、世襲に任せて生きる者も相当数いるでしょうから
労働を搾取する者される者の構図は消えず、蟹工船から降りられずに
ずうっと乗り続けてしまう労働者もいることでありましょう。
祝祭日に営業をした場合、代休を労働者に与えなくては成らないのに
法の目の網をくぐり、週40時間労働すらも守らず、守らせない経営者が
どんどんと、摘発されなければ、法律だけあっても守られず、労働者は
過酷な労働に慢性的に疲労をコンパイルし、中には、精神をやられてしまい
更なる、労働力不足に陥る事態となる恐れもある、日本国の労働環境の
現状に、大鉈を振るわなくてはいけないのでありましょう。
元請け会社があり、請負とか、下請け業者は、土曜日も、日曜日も
祭日も動くのが当たり前だと考えている、いわゆる、地球を中心に
星々が回っているのだと、天動説を唱える経営者達は、今こそ
その考えを改めて、自分は仕事をサボリ、ゴルフをしている時や
庶民が食えない高価で美味い物を喰らっている時に、背中に感じる
ズシッとした重さの十字架がある事に気が付くべきであり、そう感じろと
言いたい労働報酬を搾取・略奪されている、労働者が多いと思います。
労働組合、即ち、ユニオンも弱体化してしまっている日本国
生活を守れるのは自分だけ、だから、人を蹴落としても、自分だけ稼げれば
それで良いと思っている、自分を土壺に嵌めている、労働者が多いのでしょう。
蟹工船の中で、良いポジションを得たいが為に、経営者に媚びを売る
赤シャツや野太鼓、これが何と言っても曲者でありましょうね。
楽をして稼ぐのではなく、一生懸命に働いて、自分の労働に対して
相応しい報酬を支払ってくれる、そんな社会、企業を増やさなくては
日本国は、やがて、破滅をしてしまう危険もあるのでしょう。
そろそろ、大量生産、大量消費、大量廃棄の欧米的社会とは縁を切り
昔ながらの日本国に戻す時期が来ているのかも知れません。
なんだか、長文になってしまいましたが、国民の休日は普通に休める
社会にしなくては、時の流れがあまりにも速く、何もせぬ侭にどんどんと
流されて行くような危機感を感じましたので、海の日とは関係ない記事ですが
文字の羅列、チラシの裏の落書きをしてしまった私です。トホホホッ
おわり