骨董品エンジンをバラス(オーバーホール) | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

やっと、減速機地獄から這い上がったのも床の間、もとい、束の間
 
今度は、エンジン病に取り憑かれてしまった変な私です。トホホホッ
 
捜し物をしていたら、倉庫に年代物の汎用エンジンが目に入り
 
これって、前に発電機を自作した時のエンジンだったなぁ~と
 
昔の事を思い出しながら、骨董品の部類に入るエンジンだから
 
障ったら最後、エンジン地獄に陥るだろうなと思いながらも
 
見ていると、だんだん無性にバラしたくなってしまい、ついつい
 
パンドラの箱を開けてしまった、本当にお馬鹿な私です。
 
イメージ 1
 
知る人ぞ知る、トーハツ
 
銘板がこすけてしまい
 
型番が見えず
 
エンジンのスペックは
 
かろうじて見えますが
 
最大回転数4000rpm
 
低回転、ロングストローク
 
出力は、4.5PS
 
ぬぬぬ
 
御主なかなかやるな!
 
さてさて、どうやって
 
料理してやろうか~
 
まずは、バラして
 
清掃を兼ねて
 
細部をチェックですな!
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
クランク、異常な~し、メタルの傷、減りも無し
 
ガタつきもなく、至って健康であります。
 
オイルが入っていたせいか、錆も腐食もなく
 
若干のゴミとスラッジが、ケースの下に
 
溜まっていただけで、清掃だけでOKです。
 
流石に、ガスケットは痛んでいますが
 
パーツが無いので取り替えようがなく
 
切らないように気を付けて保管です。
 
 
イメージ 3
 
シリンダーは、若干、外側に錆が有り
 
ワイヤーブラシで、ゴシゴシ、ゴシゴシ
 
内部は、少々、細かなスリ傷が
 
見られますが、まっ、大丈夫でしょう。
 
ヘットはやはり汚れていたので
 
サンドペーパーで、スリスリ、スリスリ
 
磨き上げて、ピッカピカにしました。
 
さてさて、ピストン、リングはどうかな
 
ぬぬぬぬぬっ、外れない
 
これは無理に取ると折れそうだなぁ~
 
ポキ、アッ!折れた!ガクッ、トホホホ♪
 
 
相当に、弱っていたらしく、今、折れてくれて正解でしょ~う。
 
組み込んで、エンジンを始動させた時に折れたら、それこそ大変ですもん。
 
ピストンリングぐらい、どこかの部品メーカーにあるだろうと・・・・・
 
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イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピストンそのものは、頑丈に出来ているせいか、全く異常なし
 
キャブは、メインジェット、フロート、その他にも異常はなさそうなので
 
細部まで清掃して汚れを落とせば、問題はなさそうです。
 
ゴム系のパッキンは硬化していますが、これも目を瞑りましょう。
 
ヘットガスケットは、分厚い銅製で、圧縮を上げるならば薄くするとか
 
チューンをしようと思えば、簡単に出来そうなのでメモメモ♪
 
イメージ 6
 
木枯らしが吹く季節
 
だから、マフラーを・・・・・・・
 
そうでなくて、消音器の方のマフラーです。
 
このマフラーが良い音を出すんです。
 
ロングストロークエンジンの特徴
 
ドッドッドッドッドッと、非常に低温で
 
腹に響く感じの、マニアなら
 
泣いて縋り付いてしまい
 
アッチッチッ~になっちゃうので
 
泣いて喜ぶ、非常に良い音なんです。
 
ドッドッドッドッ、ああ~聞きたいです。
 
 
イグニッションも生きていました、プラグにも火花が出ましたから
 
ピストンリングを交換して組み立てれば、直ぐにエンジンは掛かりますね。
 
えぇ~と、ビストンリングの注文先は、どこかな~、ちょっとググッて
 
探してみよう、トーハツ、東京発動機、あれれれ、アレレのレない
 
ない、ないじゃ~ん♪あ~、なければどうしょうもない
 
どうしょう、どうしょう、どこかにないかなぁ~
 
まっ、焦ってもしょうがないので、気長に探す事にしましょ~うと
 
言えるような気の長い性格ではないので、無いとなったら気になって
 
欲しくて欲しくてたまらなくなる、気の短い私の弱点が顕わに・・・
 
急いては事をし損じると言いますから、落ち着いての~んびりと
 
ピストンリングを探しましょ~う、あぁ~ないない、参ったなぁ~と
 
言いながら、のんびりと、のんびりとですね。
 
減速機地獄から、今度はピストンリング地獄入りです。
 
ない、ない、ない、と思ったら、胃痛も出てしまい
 
仕方がないので、サクロンを飲みましょう。トホホホホホホホッ♪
 
おわり