帯広と言えば、豚丼(ぶたどん)です。 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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某牛丼屋が米国産牛のBSE発生問題があり、米国からの輸入牛肉
 
(すじ肉)を仕入れる事が出来なくなったなどの理由で、豚肉を使った
 
代用料理、通称、豚丼と言う、豚丼を完全に馬鹿にした不埒な販売を
 
強行したものですから、豚丼の元祖、帯広市民達はその行動に対して
 
怒りを覚えた人達も数多くいると、私の記憶でには残っていますが
 
米国産が駄目ならば、国産牛を使えば、なんの問題もなかっただろうと
 
牛丼を食べる文化がない、牛丼の味を知らない、北海道のいち道民として
 
そんな思いが広がった訳でありますが、あの一時期、市場に出回った
 
豚丼とは決して呼べない、呼んではいけない、牛丼屋の認識不足から
 
売り出された完全なる紛い物、豚丼モドキが出回った訳でありますが
 
帯広市民としては、多くの日本国国民の為にも、本物の豚丼は
 
このような丼物であると言う事を、知って頂きたくと思いまして
 
例として、代表的な豚丼の姿を、ドン♪と、1枚だけ写真で紹介します。
 
そもそも、豚丼とは、帯広に住んでいる人達が、日常的に家庭で作る
 
家庭料理だった訳でありますが、その美味さを多くの人達が知ってしまい
 
今では、豚丼専門店まで出来て、豚丼目当ての観光客も増えていると言う
 
正に、フードバリュー、もとい、フードバレー十勝の姿でありますが
 
振興局にブタドンマンがいるとか、振興局は、最早、ブタドンマンに占拠され
 
豚丼振興局と名を変えたなどと、ガセネタ、デマまでも普通に飛び交う
 
そんな有様の、本州観光客から大人気の料理となっているようです。
 
随分と、話が長くなりましたが、豚丼を愛する帯広市民の家で作った
 
元祖、家庭料理としての姿の豚丼を、どうぞゆっくり見て下さい。
 
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帯広市民の各家庭には、たいてい、豚丼のタレが常備されていて
 
それぞれの家庭の味になるように、調合されていたりしますが
 
うちも、10年ぐらい前からでしょうか、ウマウマのテラテラの秘伝の
 
豚丼のタレがありますから、いつでも、ご飯と、フライパンと、豚肉があれば
 
チョチョイノチョイと簡単に、豚丼を作ってしまいます。
 
どうですか、この艶、なまら美味そうでしょ~♪
 
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どうですか、この脂身、美味そ~うでしょ、ほれほれ、よだれが零れますよ。
 
うんちくを垂れると、豚丼は脂身で味が決まると言っても、過言ではないと
 
自負をする、帯広に生まれてから豚丼を食べ続け、うん十年を過ごしている
 
その人生の年数分だけの、豚丼キャリアを持つ、生粋の帯広市民の私が
 
腕を組んで言うのですから、まず間違いはないでしょうと、更に、脂身が命
 
脂身が豚丼の味を決める事を強調をしますが、観光客向けに脂身を
 
減らした、ヘルシーを強調した、ボリュームが全く掛けている、お上品な
 
私から言うと、エセ豚丼を販売している、帯広市内の料理店もあると
 
風の噂、巷の噂で聞きますが、そんな豚丼を食べさせられた旅行者は
 
全く不幸だと思いますし、どうしてそんな店を選んだのかと、問い詰めたくも
 
なりますが、情報雑誌にでも出ていたのでしょう、まあ、そんな雑誌に
 
引っ掛かって、可哀想だとしか言い様はない訳であります。
 
先日、TVの番組、県民ショーのスタッフから、豚丼の名店について
 
食べに行っているか教えろと、なんで私が見ず知らずの者に
 
個人情報を言わなくてはならないのかと、不審に思い、なんだこいつと
 
取材は丁重に断りましたが、どうも、名店についてガセ情報が流されて
 
いるようで、単に有名だから美味い的な感じで、動いているマスコミの
 
その取材と情報には、過ちが多いのではないかと感じ、スタッフが実際に
 
味も見ないで人の意見、味覚から、美味いだのと言っている、マスコミから
 
流されている情報は、鵜呑みにしては危険だと、痛感した私でした。
 
しつこいようですが、そもそも豚丼は家庭料理であって、帯広市民がわざわざ
 
豚丼を目当てに外食に出かけるような、帯広市民は皆無でありましょうし
 
外に出てて、どこかの店で何かを喰おうかと言う時には、豚丼なんてどうだい
 
いいねぇ~あすこの店に行くかい?いいねぇ、行こうと行って豚丼を店で
 
頼む事はありますが、土曜日曜は御法度、行列に並んでまで豚丼を
 
食べるアマチュア市民はいないと思いますが、希に、観光客に混じり
 
豚丼を食べている帯広市民もいるようですね。恥ずかしいですね。
 
豚丼なんて、簡単な料理ですから、帯広市民だと名乗る以上
 
自分で作れなくては、帯広市長砂川、もとい、米沢市長に叱られます。
 
あのブタドンマンも、ブヒ、ブヒ、と、泣いて悲しむと思います。
 
おわり