目的の場所が見つからず、この町の住民の人に道を聞いてみた
すると、親切に、指さしながら、あそこのゴウテイを右に曲がれば
目的の場所はありますよと言われて、その人が指を示す方向を見ると
どう見ても、その家はあばら屋で、決してゴウテイとは呼べない建物でした。
しかし、何度も聞き返すのは悪いと思い、ありがとうございましたと
頭を下げて、御礼を言ってから、ゴウテイの不思議を残した侭で
仕方なくとぼとぼと歩き、住民の人が示した家の前までやって来ました。
そして、近くで見ても、どう見ても建物はあばら屋で、ふと表札を見ると
そ、そこには、「郷」と言う文字が・・・・・
なるほど、郷さんの家、即ち、郷邸、なるほどと、謎が一気に解けましたが
あの道を教えてくれた、住民の人は、なぜに郷さんの家と言わなかったのか
わざわざ、勘違いをしてしまう、紛らわしい言葉「ゴウテイ」を使ったのか
そんな新たな謎が、僕を襲い、そこから前に進む事が出来なくなりました。
この物語はフィクションであり、登場する人物は全て架空の人物です。
うちの息子は演歌が好きなんだよねぇ~
へぇ~そうなんですか?三男の方ですか?
や~義理の息子ですよ
そりゃ~聞くからに、演歌が好きでしょうねぇ~
やぎりの渡しも歌うのでしょうね~
そりゃ~勿論、歌うべさぁ
これは、小話ですので実話ではありません。
出るぞ、出るぞと言われていた、あすこの沼に
本当に河童が出たんだってよ~、恐ろしい話だべさぁ
ほほぉ~、やっぱり出ましたか、でっ!河童は何匹でたんだい!
そりゃ~64に決まっているべさぁ!
やっぱりな~、河童は64に限るねぇ~
この話は、本来は長いので、ハショッて、短く、落語調で終わらせています。
今日は、疲れたので、こんな記事で終わります。
おわり