手先が不器用な私に、更なる試練が!とも言える事件が勃発!
大きさは購入時にしっかりと、寸法を確認していたのですが
これが現物を見たら想像よりも、思っていた以上にマイクロ過ぎるぐらい
めちゃめちゃ小さかったので、こんなに小さな物を、私が半田上げを
しなくちゃいけないのかと、ゲッ!っと声を上げてしまい、思わず尻餅
もとい、無理かもと、尻込みをしてしまいましたが、やらねばならぬ
ホトトギスと決心をして奮起し半田上げを頑張ったのでありました。

しまったでしょうがライターの替えの
石よりも、一回り程、小さい大きさの
通称、定電流 ICなのでありました。
ひと目で大きさが分かるように
ボールペンを対象物として置いて
みましたが、ボールペンのペン先と
比べて、その大きさが如何に
小さいのか皆様に伝わりますか?
こんなゴミ粒みたいな小さな物が、電子の流れを変えて、電流を制御する
なんて信じられない程にマイクロで、本当に凄いなって思います。
絶対に、あの野田よりも役に立ちますし、外国製ですが凄い技術だと思います。
半田鏝でサッと熱して、サッと半田を溶かし、素早く綺麗に半田上げを
しなくちゃならないので、手先が不器用な私には、正に、脅迫を伴った拷問とか
コチョバシの刑とも言える、辛い地獄の作業と言うべき過酷な作業でありますが
熱しすぎれば、忽ち、定電流ICがプシュッと壊れ、お釈迦になり、苦労の全ては
一瞬で水の泡、定電流ICは廃棄処分、大きなロストとなってしまいます。
無駄な費用を掛ける訳にはいきませんから、いつもより緊張してしまいます。
今回は、設計上、どうしても電線に直付けをしなくてはいけませんので
基盤の上野作業ならば、ある程度簡単な作業ですが、どうしても手もコード
(電線)もブルブルと小刻みに震えてしまい、この手は誰の手だ~!
あっ!私の手だ~!みたいな感じで、まるで他人様の手を動かして作業を
しているような、妙な錯覚に見舞われながら、それでも、しっかりと半田上げを
完了させて後に半田付けをした部分が、断線をして故障の原因にならぬよう
完璧に仕上げましたのでもう大丈夫、久しぶりに緊張してしまう精密であり
尚かつ、繊細な作業がまだ出来る自分がいて、ちょっぴりと安心しましたが
流石に老いが進み目も悪くなっていますから、目が~メガ~的に疲れたので
このような細かな仕事は、絶対に手先が器用な若者に向いている作業であり
断じて年寄りがする作業ではないと、つくづく感じましたので、もしもこの作業を
私にさせるならば、良い眼鏡を買ってくれ~と、つい騒ぎたくなります。
コード(電線)中間に挿入する形ですから、絶縁と補強の為に熱収縮チューブで
二重に保護をし使用中でも、コードがキコキコして、半田付けの所から断線を
しないように完璧に補強・保護を施したので、も~う安心なのであります。
ちょっと形の違うバージョンの、二号機の製作に手を付けようと思っています。
一号機と、二号機のどちらの方が、光束が良いのか、釣果がありそうなのかを
調べる為にも、もう少し試作と実験の苦労が続きます。
実は、1号機のケースは、特殊なので単独での入手が難しいと言う
どうしてもと言う人には、現物支給も必要なのかと、秘められた課題もありまして
その課題を回避する為にも、2号機を試験的に作り、選択肢を増やさないと
後で困るぞ~って、胃が痛くなっちゃうぞ~っと、なっちゃうのが嫌だからでした。
おわり