オオカミ雲研究の妨げとなっている、それって飛行機雲じゃないの?
飛行機でも飛んでいたんじゃないの?の声が多くて参りますが
わざわざ、オオカミ雲の写真の公開の時に、飛行機は飛んで
いませんでしたと、但し書きをしなくてはならない面倒な手続きが必要で
いつかは、オオカミ雲と飛行機雲の違いを、写真で説明しようと思って
いたのですが、本日、偶々、偶然に、桜島を見に行ったら飛行機雲が
撮影されていましたので、飛行機雲とはこんな感じで変化すると言う事を
説明が出来る動画での、標本が出来ましたので紹介をしたいと思います。

動画を見て貰いますと分かるように、細いスジ状の雲が真っ直ぐに延びて
時間が経つにつれて、雲の幅が広がり薄くなって行きます。
これが飛行機雲の特徴でありまして、風がある時には流されたりもします。
一方、オオカミ雲の場合には、飛行機を追尾しながら作られる雲では
ないので速いスピードでスジ状に延びたりせず、ゆっくりと真っ直ぐに
ある一定の濃さの雲が延びながら作られるパターンと、帯状の雲が延びて
作られずに、空に短時間に一気に出現したりするパターンがあります。
しかも、雲の濃さと幅が長い間、変わらずに維持されている訳であります。
オオカミ雲が消える時は、割と早いので見逃す場合も多いですから
いつも空を見ていないと見つけるのも難しいのが難点なのであります。
毎日、いつもいつも、上を向いていたらキューちゃんになっちゃいますし
首も疲れるでしょうし、職も失ってしまうと思いますので、注意が必要です。
桜島も白い噴煙を上げて噴火が続いているようです。
台風も発生しましたし、自称、晴れ男のあの人の地域に向けて
ゆっくりと進むようですし、秋の台風は本土に上陸する事が多いので
皆さん、災害に遭わないように気を付けて下さいね。
おわり