世の中の事を全く知らない、純粋無垢なチェリーボーイとして
自薦、他薦、脱線、で通っている、気が弱くて、草食系男子の
手本、見本とも、多くの人達から言われる、こんな初(ウブ)で
内気な私でありますが、そんな私でも表情を表に出して飛び跳ねて
オーバーアクションで大喜びをしてしまう、活発な姿に豹変してしまう
待ちこがれた、そんな夏至を過ぎた季節、時期が来てしまいました。
ピンポ~ン、あの~白黒トマトの宅配便です
お届け物を届けに来ました。
ヌヌヌヌヌヌヌッ、もしかして、チロの敵の家だと間違えて来たのか?
TVインターホンのモニターから、顔を確認すると、厳つい感じの男
モモモモモッ、もしかして、本物か?荷物を抱えているので本物か
何が本物なのか分からないので、ハァ~ィ、いま行きま~す。
ドアをガシャッと開ける前に、ドアチェーンをしようと思いつつ
玄関に近づいた瞬間に、ガシャッとドアが開き、うひょ~っ
じょっぴんかってなかったんだ~と思っても、もうもう、後の祭り
サッと荷物を差し出され、ここに判子をお願いします、ハイ、ポチッ
おおおおおっ~、これはなんと、なんとなんと、テラ・サクランボだわ!
佐藤さんの錦と書いてある、しかも、送り主さんが佐藤さんだわ!
何とも、しゃれている人だ、おもむろに、仏壇の前に敷いてある
金の刺繍が施されている、高価に見える、実は安価なお坊さん用の
座布団ですが、それを差し出して、一枚、差し上げたくなって
しまった訳でもありますが、こんな物を差し上げるなんて失礼ですから
心から感謝の気持ちを込めて、南西の方角に2礼、2拍手で
御礼を申し上げて、おふくろ~荷物が届いたよ~と言おうとしたが
出掛けていて留守なので、こっそりと写真を撮影してしまいました。
これがあの有名な「佐藤錦」かぁ、おふくろ一人では食べられない量
もしかしたら、食べなさいってくれるかも、なんて期待を込めながら
シャッターを押す私なのでありました。ウヒヒヒヒヒヒ~ッ♪

送り状を剥がしたら
絵まで剥がれました。
送り状を復帰しれたら
隠れるので良いでしょう。
あの山形のさくらんぼ
超~有名な「佐藤錦」
うちのテラ・サクランボが
実れば、それよりは
味は若干劣るでしょうが
現在では日本一の味の
さくらんぼと称されている
テラ級の高級品種のサクランボであります。
なんだか見ているだけでヨダレが出まくりますが
これは、おふくろに届いたサクランボですから
勝手には食べられませんので、皆さんも我慢して下さい。
佐藤さんに御礼の電話をしてから、食べるかいと
おふくろがくれたら、みんなで食べましょ~う
それまでは、食べたくても、ジッと我慢して下さいねぇ。
えっ!出てこなかったらどうするのって、その時はねぇ~
こないだの「佐藤錦」もう、食べたのかい?と、さり気なく
聞く訳さ~、ああ、食べるのを忘れてた、食べるかいと聞かれたら
うん、食べる食べると、まるで子供のような顔をして喜ぶのさ
あっ、幾つになっても、おふくろの子供だから、こんなに老けた
オヤジでも、どうひっくり返しても、何年経っても子供顔だわねぇ
「佐藤錦」早く食べた~い、だってだって食べたいんだも~ん♪
おわり