あれって、もしかしたら、オオカミじゃない?かと特派員からの
緊急入電があり、素早く外に出て空を確認すると、わっ!出た!
オオカミだ!オオカミが来るぞ~!と、思わず声が出ちゃいました。
青空に携帯電話を向けて撮影していると、外にいた隣のおじさんが
不思議そうに、何を撮影しているんだいと訪ねられたので
オオカミ雲が出てるんだよ~と言うと、へぇ~、飛行機雲じゃないのと
まあ、想定内の返事が返って来て、そうじゃないんだもん、飛行機雲は
こんな形じゃないんだもんと言うと、へぇ~、そうなんだと納得をした様子で
家の人も連れて来て、へぇ~、あれがオオカミ雲なんだねぇ~とか
こないだのオオカミは酷かったねぇ~とか、ちょいと雑談をしながら
シャッターを切り、数枚だけ写真に納めました。

ジェット機はこのような
低空は飛びませんし
今日は温かいので
上空に氷の粒を作る
寒気もなく、この高度では
飛行機雲は出来ません。
ジェット機がこの高度で飛んでいれば、窓を開けていたので
飛行している音も聞こえたでしょうし、それも一切ありませんから
オオカミ雲である事は間違いないと、私は断定を致します。
徐々に幅が広がり長さも長くなりオオカミ雲が成長をしています。

上空の高い薄い雲と
流れる方向も違う事にも
観察として注目をすべき
事柄なのでありましょう。
初めの大きさから随分と
長く大きくなりました。
約5分後に撮影をすると、その長さは、約5倍程度に成長していました。

真っ直ぐに延びた
オオカミの尻尾ように
西から東に綺麗に
空に線を引いたように
オオカミ雲として
申し分のない形です。
そして、数分後に青空を見上げた時には、何事もなかったかのように
まるで、消しゴムで消されたかのように、オオカミ雲は跡形もなく
完全にその姿を消していました。
オオカミだ!オオカミが来るぞ!オオカミが来る事は、高確率で間違いは
ないのですが、その規模や深さは全く分かりません、西なら積丹方面
東なら釧路方面、この長さで、この位置で見えるのすから
90°角度を振れば十勝沖もあり得るかもと、オオカミ少年も自信がなく
もっと良いのは、地震がない方が良い訳でありまして、オオカミだ!
オオカミが来るぞ!と叫ぶ声が、ハズレるのが、一番良いに決まって
いるのでありますし、駅前の易者と同じで、当たるも八卦なのであります。
オオカミが来ても動じないように、冷静に行動に移れるように心構えを
しておく事は、何も損ではありませんから、オオカミが来たらどう動くかを
頭の中で、シュミレートしておくのも良いと思います。
久々のオオカミが来るぞ~!オオカミ雲記事でしたが、災害は忘れた頃に
やって来ると言いますから災害に備えた、啓発になれば良いと思います。
おわり