『春の釣り日記』 【 出発編 】 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

お~いまだか!と、皆さんテラお待ちかねの、先日の仮称ニシン狙いの
 
今年初の海釣り(港湾サビキ釣り)日記をUPします。
 
まずは、釣れる、釣れていると言う情報を耳にしたら、居ても立っても
 
いられない釣り師のサガ、苦悩の出発編からの書き出しになりますが
 
どうかお付き合いの程を宜しくお願いいたします。
 
春の釣りは出だしが肝心で情報なしで動くのは、ボウズ丸出しになる
 
そんな危険があるのだと、例年の如く警戒をしながら、釣りに行くチャンスを
 
探していた時の木曜日、「新聞かちまい」釣り情報を見た事がことの
 
発端となり、そのニシン30匹の文字を見た瞬間に、釣り師の心が萌え始め
 
このチャンスを逃してしまったら、暫くは釣りに行く機会を見失うだろうと
 
判断を下し、よっしゃ行こうと決起して、土曜の休みを有効に利用しようと
 
ついに実戦行動を開始、17:45分頃にメイルを発信、想定内の遅い返事
 
こりゃ~駄目かと待ち続け、やはり、今日は釣りは諦めようと思いかけていた
 
その時、行って良し!の返信、それは、メイルの送信後から1時間15分後の
 
19時になろうかと言う遅い時間なのでありました。
 
よっしゃ、ニシンは貰った、私のモノだと声を挙げて、意気揚々と道具の
 
準備を終えて、後は、魚の餌と自分の餌を仕入れて出発進行、コンビニに
 
立ち寄りパンと飲み物、バナナを一房を仕入れて、いつもの釣具屋の
 
自動販売機で売るイソメ目指して自動車を走らせる。
 
お釣りは出ません、隣のコーヒーの販売機で両替してねと、いつもの
 
決まり文句の張り紙を読み、おやじ、お主もなかなかの悪よのぅ~と
 
いつもの芝居を一人で頭の中に描きながら、何となくいつもの自動販売機と
 
雰囲気が違うようだけど、取り敢えず100円玉を投入、チャリ~ン♪
 
チャリ~ン♪何度入れても返却口にリバースして来る、いつもの雰囲気とは
 
違う事が的中、やっぱりか~おやじ~販売していないのかよ~とつぶやき
 
ヤバッ、餌をどこで買おうと考えて、目的地とは月とすっぽんの方角にある
 
38号線沿いのあの店ならば、ギリギリ閉店に間に合うかなと思い急遽
 
移動をして移動し中に、釣り場に行くルートの変更も考える。
 
そうしている間に、店舗の明かりが見えて、開いてて良かった~と安堵して
 
イソメ2パック下さいな~、大きいつづら、小さいつづら、どっちにしますか
 
そりゃ~勿論、大きなつづらに決まっているじゃないですか、お兄さん
 
保冷ケースには、大きなつづらは1個だけ、えっ、2個欲しいのですが
 
奥にありますから大丈夫ですよ、イヒヒヒヒヒ、お兄さんはそう言って
 
奥に取りに行っている間に、蛍の光の閉店のメロディー♪が流れて来て
 
ラッキーマニアって、もとい、間に合って良かったと心の中で思っていると
 
お待たせしましたと、新聞紙に包んだ大きなつづらを2個、私に毎度ありと
 
手渡してくれて、980円です、ハイどうも、無事にイソメを手に入れて
 
目指すはルート変更でチョイスした、高規格道路、いつもは乗らない
 
芽室インター目指してまっしぐら、乗り口右だと目を凝らしながら、あ~っ
 
此処だったと思った途端に通り過ぎて、Uターンをして乗っかって
 
此処は一般道なのかいみたいな、低速走行の自動車に前を塞がれつつも
 
終点中札内、そして、それから遙かなる道を、ひたすらに走り続けて
 
現地到着午後9時半、きぇ~っ、さぞかし釣り人で溢れているだろうと
 
期待も裏切られ、完全に貸し切り状態、好きなところに入ってねぇ~と
 
超~広い大型の港湾は、私を優しく迎え入れてくれています。
 
いつもならば銀座と化している場所も、誰もおらず、いつもは閉鎖されている
 
貯木場前もオープンの状態で、釣り座は、正に選り取り緑の状態で
 
夜の港湾に釣りに来ているのは、私一人と言う春のミラクルに戸惑いながら
 
どこでも良いよと言われたら、そりゃ反対に困る訳で、気の弱い釣り師の
 
一面を見せながら、よぉし、此処に決めたと釣り座を決定、鬼が出るか
 
それとも蛇が出るか、ヒトデが出るかまあ、やってみようと早速準備に
 
取り掛かり、青い光が美しい、テラ魚が集まる「集魚灯」をセッティング
 
海面に浮かべて餌付きのサビキを投入、風もなく気温も高く寒くなく良い感じ
 
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何とも春の夜釣りとしては、絶好のコンディションなのでありました。
 
暫くすると車のライトが近づいて来て、釣れますかと声を掛けられ
 
まだ釣れませんねぇ~と返事をすると、やっぱりねと言われしまい
 
その「やっぱりね」って、あんた、どういう意味なのとちょっとカチンと来る
 
まあ、冷やかし野郎は、早く、どっかに消えてくれって感じで気持ちを
 
穏やかに保ちスルーする、そして、魚信を、待つ、待つ、待つ、ただ
 
ひたすらに、ひたすらに待つ、そして餌を替え、サビキの種類を替えたりと
 
ただ、ひたすらに待つ事、1時間半、チョンチョン、来たっ、焦った気持ちは
 
ついつい早合わせ、ガハッ逃げられた、ガクッ、逃がした魚は小物だと確信
 
チカだろうと思い、青いライトの付近を見てみると、肉眼でもチカが数十匹
 
集まり泳いでいる姿が見えている、オキアミ持って来ていないし~
 
あ~っ、失敗したぁ~と思っても、モウモウモウ、後の祭りのピ~ピ~ヒャララ
 
ピ~ピ~ヒャララ~♪、オキアミがあれば、間違いなく入れ食い状態だろう
 
家にはオキアミの早付けマシーンもあるのに、やはり後悔しても遅い訳で
 
これは間違って、イソメに来てくれる事を願いつつ、待つ待つ待つ待つこと
 
約30分車に入っては出るを繰り返し、竿先に反応あり、おおっ、来たなっ!
 
サッと合わせて、やっと魚をゲット、やはり、20㎝弱のチカだったぁ~
 
これでボウズは完全に回避さ、心の中は、更なる釣果ニシンに萌えて
 
ちょい投げの竿も配置し臨戦態勢を整え、ラインにテンションを掛けて
 
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待つ待つ待つ、眠い、眠い、
 
釣れない、ああオキアミはない
 
青い光に集まるチカの大群に
 
弄ばれながらも、針に掛かる
 
様子もなしで、此処でニシンが
 
来てくれれば言う事なし
 
なのだがと、更に1時間が過ぎ
 
ちょい投げの竿のラインに
 
糸フケあり、ヤバッ、こりゃ~
 
ヒトデですぜ旦那!どうしましょ
 
クイッと合わせてズッシリとした
 
重量感に、ウヒィ~、ヒトデが
 
 
決定確率変動なし、いわゆる、連チャンモードはなしが決定、ガックシ
 
竿を曲げて上がるヒトデの姿に、初日の出ではなく、初ヒトデの歓迎を受け
 
ヒトデから発せられる光、ご来光を浴びながら、爆釣祈願、2礼、2拍手
 
パチパチと、今後の釣りに願いを込めて、そして、更に、1時間が好きだ頃
 
小さなあたりに合わせを入れ、キタ~ッ、チカだ!と、魚の姿を見ると
 
なんですか!これ!ハタハタじゃないですか!それからというモノ頭の中に
 
グルグルと巡るあの歌が、私に取り憑き 「秋田名物、ハタモリハタハタ
 
男鹿でオガグリコ」、まるで、その歌が耳鳴りのように、ずうっと止まずに
 
聞こえるものですから参りました、そして、気が付いたら暗い夜も白み始め
 
朝に突入する時間、いわゆる、マズメに期待しつつ、アミンのように
 
待つ待つ、私待つわ♪なんて感じで、純粋な少女の気持ち、釣り師の気持ち
 
犬の気持ち創刊号、昨日から、もう第二版が発行される異例の状態となり
 
まあ、港の朝日でも撮影しようと。パチリとシャッターを下ろす。
 
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波もなく、風もなく、魚信もなく
 
なんとも、穏やかな朝である。
 
これで朝焼けでも見れたなら
 
少しは気持ちも良い朝になるが
 
世の中ってモノは、そんなに
 
甘くはない訳で、太陽が見えて
 
水面に光が反射するだけの
 
モーニン~♪モーニン~♪
 
キシダサトシのモーニング
 
普通の朝だけど海って
 
本当に良いなと気持ち良くです。
 
 
しかし、これ以上この場に止まっても、釣れないだろうと見切りを付る
 
決断の時でもありました、1時間後、釣り座を撤収、次の場所を目指す事に
 
ニシンの噂って、本当なのかと疑問を残し、1夜の釣果は惨憺たるモノでした。
 
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私の横に2組の釣り人が、後から入ってきましたが、その人達には
 
一匹も魚が釣れていない中、私だけが、チカ1匹、ハタハタ1匹
 
ヒトデ1匹、と言う、爆釣モード、テラ・魚が集まる「集魚灯」の威力は
 
凄いモノであると更に、自信が付きましたが、目標のニシンが来なくて
 
ガックリしましたが、釣具屋の親父に、また騙されたと持ちつ持たれつの
 
関係なのだからと諦めるしかないのでありましょう。
 
全体で30匹と言う、お化けを探るような、うまい話には気を付けましょう。
 
それにしても、青い光に集まるチカを、私だけではなく、隣の釣り人も一緒に
 
肉眼で青い光の回りを泳ぐ、魚群を確認をして、お互いに興奮しましたから
 
あの釣り人は、テラ・魚が集まる「集魚灯」の威力に腰を抜かした事でしょう。
 
オキアミさえ持って来ていれば、正に、入れ食いモードでバッチリでした。
 
悔いが残る夜釣りになりましたが、良い経験、反省になりました。
 
ニシンに後ろ髪を引かれつつ、『春の釣り日記』 【 出発編 】は
 
終わりとなりますが、つづいて、『春の釣り日記』 【 移動した漁港編 】も
 
記事としてありますから、皆様、記事のUPをお楽しみに・・・
 
さてさて、移動しての釣果はどうだったのか~、つづく・・・
 
おわり