民衆の心を擽る、恐るべしフォーマックス
しっかりと眠っていた私の持病でもある、急性釣り釣り病の
発作がいきなり起きてしまって、胸が苦しゅ～御座います。
買って来たサビキ仕掛けを、しげしげと眺めていたら
やはり、釣りもしていないのに、絶対に釣れると言う気になり
まずは、あの埠頭に車を止めて、辺りを眺めて釣り座を探し
まあ～この辺でやってみるかと、どの竿にしようかな
タックルはこれで良いかなと、釣り道具をセットして
こうやって、あ～やってと、釣りを想像している内に
餌はやっぱりオキアミか？、ふぅ～む、イソメのチョビ付けも
もしかしたら良いかも？なんて、既に、海に来ているかのように
釣りの事を考えていたら、もうムズムズ、ムズムズして来て
あ～っ釣りに行きた～い、だって、だって
釣りに行きたいんだも～ん、みんな釣りに行っているんだもん
ずるい、ずるい、どうしてボクだけ釣りに行けないのぉ～
行きたい、行きたい、だって、だって、釣りに行きたいんだも～ん
なんて心の中で、床に寝っ転がって両足を投げ出し足を
バタバタさせて大声でダハンをしながら、泣き叫んでしまいました。
うぇ～ん、だってだって～、これはかなりの重篤な発作です。
河川から戻ったアメマスも、ルアーを追うに決まってますし
まだまだチカも大量に築港の中に居てくれて、今か今かと私が竿を
持って来るのを、心待ちにしている筈です。
チカにも有効だった、青い光のアレを使う最大のチャンスかも
ウヒヒヒヒヒヒ～ッと、ついつい、ニヤけてしまいます。
蓮の葉氷は、もうこれだけ暖かくなれば、浮かんでいないでしょうし
日中は暖かいですから釣りをするのも楽でしょうし、あ～っ行きたい
だってだって、釣りに行きたいんだも～ん
もぅ～しょうがない子だねぇ！どこにでも好きな所に行きなさい！
もう家には帰って来なくたって良いからね！
うぇ～～ん、そんな事を言わないでぇ～、良い子にするから
一回だけ良いでしょ～、ちゃんと家のお手伝いをしたらねぇ
そうじゃないと、釣りになんて絶対に行かせないわよ！
うん！ボク、ちゃんとお手伝いするよ！
いつも返事だけは良いんだから、ホントかしらねぇ～
おわり