昼ご飯を食べてから、昼休みを約10分ほど延長をして
ロープを巻くリールを作る部品の、加工下準備をしてみました。

いわゆる、知っている人なら知っている、一目瞭然とも言える
カートのフロントタイヤのホイールを、つい利用してしまったズルですが
私は、日本国が世界に誇れる、最高水準の技術である、「へら押し」は
出来ないのでありんすから、ドラム本体の製造からとしたならば
ただ、悪戯に時間が掛かるだけでありんすので、どうか、皆様許して
おくんなまし~なのであります。えっ!そこから作るのが男だろって
いやいやいや、まあまあまあ、お客様、お気を静めなされまして
どうかこの場に及び、私の顔に免じて許して下さいませ。
と、言う訳で、通常は廃棄物になる古い19㎜φのパイプが転がって
いましたので、再び世の中の役に立つよう、ひょっと掴みサルベージ
潰れ、曲がりなどの、不要な部分をカットして、昔取った杵柄
手動ベンダーでキコキコと曲げ加工を施し、土台はなにが良いかなと
端材置き場を覗くと、ピカピカ光る、22㎜φのパイプの端材が40㎝程
ありましたので、良し君に決めたと一言、約20㎝2本にカットをして
穴をあけるのに、ホルソーとか言う、ギザギザハートの子守歌で鉄を
シャカシャカシャカと削りながら穴を開ける先で、19㎜φのパイプが入る
21㎜φの穴を開けて、後はスコッと挿入して、ジィ、ジジジジッっと
溶接をすればバッチグー、本体フレームの形がほぼ完成です。
そして厚みがある長穴が開いた平板を、フレームパイプに溶接をして
ホイールのセンターシャフト受けにすれば、これが又、上部から強い力が
加わると脚部が外に開く事を防ぐ補強も兼ね、ビス留めではなく溶接で
カッチリとしっかりと接合する事により、フレーム強度は上がるのでした。
後はシャフトを取り付ければ、83.25%は完成をいたしますが
問題は、ホイールが酷く軽く回るので、本来の役目であるドンブラコを
防止するブレーキをどうするのかと、次の作業に難が見えています。
巷で問題になっている、ブレーキなしの大変危険なビスト自転車では
全くもって困りますから、微妙な調整も簡単に出来るように
ホイールとの摩擦抵抗を利用した、ゴムとバネを組み合わせた
信頼性の高い、ブレーキシステムを採用し、しかも必要な時に摩擦抵抗を
微妙に変える事でロープの弛みの調整が、簡単に出来る方式を採用し
更に、完全に回転を止めるロック状態にもなるよう、ブレーキシステムを
設計、調整が待っていて、うぅ~ん、どうしようなんて少し難しそうですが
まっ、作業中にイメージが湧き、やりながら知恵を働かせたならば以外と
何とかなるかも知れませんし、このロープ巻取機が完成しない事には
次の計画、テラ・竿立ての製作に、進めないのでありんす。
今夜、夜業でもしてロープ巻取機を完成させちゃおうかなぁ
それとも、釣り、行っちゃうかなぁ~、風あるし、止めた方が良いかなぁ~
完成品の色は何色が良いかな、白は透けて重ね塗りをしないとならず
なんだか乾くのを待つのも、めんどいし、黒は楽で良いけど夜に使うので
闇夜に同化して、躓き蹴飛ばし、海にドボンじゃ、まったく洒落にならないし
白と黒をミックスした明るい灰色系なら、ペンキもあるしそれにしよう。
PVロープは、3㎜φだけど、許容重量は100kgだから、万か一の時の
救助用ロープにも使えるので、海に落水した人が居たならば
直ぐに駆け寄り118、そしてロープを投げ入れ、体重は何キロですか~と
大きな声で訪ねて、101kgで~すと言ったら、ああ、残念で~すと
大きな返事を返し、このロープは100kg迄なので、駄目ですと言って
スルスルとロープを引き戻し、落水者が沈まないように、がんばれ~
がんばれ~と声をかけ続け、今すぐに救助が来るぞと、がんばれと兎に角
励まし続ける事なんてないのでありんす、落水者に身体に縛るように言い
太いロープを持った助けが来るのを待てば、助かる訳でありんすねぇ~
後は、海の水を汲む時に使えるし、緊急用のロープとして自動車などに
常備していれば、備えあれば憂いなし、とっさの時に役に立ちますね。
50Mですから、46.23Mまでは有効に使えて頼もしい訳ですね。
まあ、夜釣りを楽しむならば、「テラ魚が集まる集魚灯」を使えば
PVロープ3㎜φ-50Mが漏れなく付属していますから、様々な場面で
使用が出来る用途があるので、バッチリコンコン、こぎつねコンですね。
ロープ巻くのが大変だし、絡まったら面倒だし、そう言う時こそコンパクトな
ボディーとあれこれと昨日が満載されていて、使い勝手がとても良い
このロープ巻機が便利と言う事になるのであります。
お~い、子供が海に落ちたぞ~、ロープはないか~と叫び声が
聞こえたら、釣り竿を投げ捨て、PVロープを持ちダッシュで急行
青く光る、「テラ魚が集まる集魚灯」を、おもり代わりに海に投げ入れ
ロープの位置も救助者も、救助される側も、もうもう、一目瞭然
もうもうもうと、牛はまた負けです。負けっ放しの牛君、かわいそう。
おわり