遂に、時は満ちたと、現地試験かたがた、実釣に行って参りました。
スポット的に魚を集める効果は、おそらく、煌々と眩しいぐらいに灯す
散光型の集魚灯と比べると、言うまでもなく予想通りに絶倫でした。
明るい光で広い範囲を照らして、多くの魚を寄せるのではなく
遠くにいる魚に対し、水中で良く通る波長の光で、アピール
興味を持った魚達が、その周りをウロウロ泳ぎ、イソメなどの餌が目立ち
サビキ釣り針に掛けて捕らえる、その効果はドン・ピシャリ当たりでした。
港と言っても海は広いので、若干の光量不足を感じましたが
一人用であれば十分に効果はあり、実用に耐えられる光量でした。
えっ!能書きどうでも良いから、釣果を見せろ!との皆様の声が
矢のように浴びせられているような気がしますので、昨日の実験結果を
写真を紹介しながら、公開をいたしましょう。

イソメを買いに釣具屋へ寄り
お徳用パックがないか聞くと
ないよ、とあっさり言われて
餌切れは実験としては
致命的なので少し多めに
持って行きたかったので
店主、自称、多めの1パック
400円を買い、途中で夕食用のパンと飲み物をコンビニで買い
そして、いよいよ、18時頃ね現地ホームの港に向けて出発です。
道中、霧が濃くて視界は30Mとか、超ペースダウンせざるを得ず
逸る気持ちを抑えて安全運転、鹿に注意、
そんなデンジャラスな区間が数カ所ありましたが、何事もなく無事に19時頃到着をしました。

「テラ魚が集まる集魚灯」を
岸壁から吊しセッティング完了
放たれる青い光が美しいです。
その途端に獲物がグググッと
強い引きをみせて喰い付き
合わせを入れて上げると
ザァ~ンお約束のウグイ登場!

立て続けに石斑魚ラッシュ!
明らかにウグイ達は光に
集まっている様子です。
45㎝級の石斑魚も釣れて
少々、久々の魚の引きを
楽しませて貰いましたが
サビキ仕掛けが細いので
ビクビク、冷や冷やしながら
勿論、腕に覚えのある者
タモを使わず上げました。
久々の釣りながら、我ながら釣りの腕は衰え知らずと、自画自賛です。

暗いので良く分からないと
思いますが、このような感じで
岸壁から海を照らしていました。
ロープ一本では、角度調節が
難しい事が判明しました。
この部分は改善の余地ありです。
しかも、底までフラットに壁が
延びているのかと思いきや
この下の部分がエグレていて
水中に沈めると壁の支えが

フラフラし光の方向が定まらず
アンカー(60号の錘)を2個
海中に投入しまして
「テラ魚が集まる集魚器」以下
(テラ集魚器)とします。を
頂点にして、末広がりの形で
ロープで本体下部を固定して
「テラ集魚器」が、三角の頂点に
来るように置くと、安定した
角度が保てるようになりました。
使用結果は、「良」、50㎝~80㎝程度、水中に沈めて見ると
とても良い光を放っていました。そうこうしいる内に、石斑魚祭りも終了
10分程度の間が空いた頃でしょうか、石斑魚に蹴散らされていた
小魚が寄って来たのでしょうか、次の獲物が針に喰い付きました。

ザァ~ン、キュウリです。
相変わらずキュウリ臭いです。
キュウリが来ると言う事は
キュウリ魚科のアレも来る
な~んて、ニヤニヤしながら
臭いの分別と言う事で
臭いキュウリは、コンビニ袋に
包んでくるんでアイスボックスに
投入している途中にあたり有り

おおっ、本命が登場です!
テラ美味い、「ししゃも」です。
キュウリウオが来るんだから
この人が来ないと駄目な訳です。
あっ!人ではなく魚でした。
やはり、あの石斑魚達に
みんな蹴散らされてしまい
美味しい餌が食べられなかった
そんな予感も大当たりです。

いよいよ本命の小魚が集まって
来ましたので水面に浮かべて
光を海中に広げます。
ロープが自由に動く仕掛けを
取り付けたアンカー(60号)を
一つ打ち、手元に「テラ集魚器」を
置いてアンカーとロープを目的の
距離まで投げ入れます。
本体を水面まで下ろして浮かべ
ロープを引いてスルスルスルっと
前方にゆっくりと柔らかく引いて繰り出し、ロープを固定します。
ロープを引くと「テラ集魚器」は、その場でロープを引いた分だけ沈みます。
この調整は微妙ですので、少し慣れてから行うと良いと思いました。
すると、次々にキュウリが掛かり、ウグイも掛かり、ついには、こんな

お客さんまで登場です!
カレイを釣り上げたのは
超久しぶりでした。
まあ、知る人ぞしる極普通に
釣れる、平凡なカレイですが
久々の平物は嬉しいものです。
と言う事は、「テラ集魚器」で
マツカワなんてのも来そうですね。
捕らぬ狸の皮算用はいけません
忠実にレポートに徹します。

海面から照らしていると次に
来たのは、来たのは
コマイちゃんです。
本当にコマイ、コマイですが
本来は「氷下魚」と書いて
コマイですから大きさではなく
大きくても小さくてもコマイです。
いわゆる、安売りのコマイの
珍味サイズと言うところでしょう。
これで、五目達成であります。

①こまい
②きゅうり
③かれい
④ししゃも
⑤石斑魚
まずまずの釣果で満足です。
「テラ集魚器」の効果は
実釣をもって実証されました。
魚が薄くなったホームの港で
五目達成は、凄いと思います。

タモなしで上げた石斑魚達です。
ある意味では、立派なファイター
だとして、賞賛したいです。
リリースした石斑魚は3匹です。
仕掛けがもつれて直していたり
餌を付けている時にアタリが
来たのは5回です。
欲張って、1.8M、4.3M、4.5Mの
3本の竿を出したのが逆効果
糸絡みやら、根掛かりやらで
余計な時間を取られたのは、言うまでもありません。
実験のため、試験のためであっても、欲張っちゃいけないと痛感しました。
そうそう、餌切れに要注意、イソメパックの中を見たら
な~んにも増量にはなっていませんでした、また、あの親父に騙されました。
話せば長くなるので割愛しますが、いつも騙すから慣れっこですが
私は2パックが必要だと思っていたのに、1パックで間に合うよね~とか
う、うん、なんていっちまって、結局は餌切れ終了となりました。
やはり、餌は多めにが鉄則、イソメは余れば、餌持ちの良い餌が欲しい時の
塩イソメにすれば良いと、そう割り切って出掛けた方が正解だと思います。
誘導尋問に引っ掛かっては駄目です(笑)、さてさて、釣果報告も終わり
カイゼン点を洗い出してと思いきや、本体の改善は見当たりませんでした。
耐水性能も問題なし、現在の水温で結露なし、点灯時間・光量もOK
先行して使いたい方を限定して、予約を開始しても問題はなさそうです。
後は、「テラ魚が集まる集魚器」の、固定方法を各自で工夫をし
自己責任の元として、使用して頂ければ、問題はないと思います。
PVロープ、50Mでは長すぎると思いましたが、50Mk長さは
丁度良い長さであり、必要不可欠の必需品であると実感しました。
「テラ魚が集まる集魚器」に、ご興味のある多くの皆様は
釣果が大変に気になると思いますので、これにて実釣結果は
終わらせて頂きます、温かなお言葉お心、ご支援を数多く頂きまして
誠に、ありがとうございました、お陰様で優秀な釣果を得られた事を
心から感謝いたしております。thank you!皆様、ありがとう!