下記はその記事。
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3号機の圧力容器温度が大幅上昇 底に燃料落下?
2011.5.8 19:51
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110508/dst11050819580014-n1.jpg
自衛隊ヘリから撮影した福島第1原発。
(手前から)1号機、2号機、3号機、4号機=4月26日(防衛省提供)
福島第1原発3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が
大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。
東京電力は、差し迫った危険はないとの見方だが「燃料が崩れて
(圧力容器の)底に落ちた可能性も否定できない」として、
温度の監視を強め原因を分析している。
4月末、圧力容器上部の温度は80度台で推移。
多少の上下はあるが比較的安定していた。
5月に入り上昇傾向が顕著になったため、東電は4日、
圧力容器への注水量を毎時7トンから9トンに増やした。
しかし上昇は収まらず、5日朝には144度に。さらに7日夜には202度に跳ね上がり、
その後も“高止まり”の状況だ。圧力容器下部の温度も上昇傾向を示している。
東電は既に、3号機の燃料は約30%損傷したとの
推定を示しているが、ここにきて燃料が圧力容器の底に
落下したとすれば、過熱が進み、溶融が再度起きた可能性がある。
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福島第1原発3号機が、このような危機的な状態になっているが
報道関係が官房機密費を貰い、報道規制を行っているのかは
知らないが、日本国国民に対して、危険性を大きく報道もせずに
浜岡原発停止問題と、1号機の中に人が入ったなどを大きく取り上げ
ワアワアと騒いで報道をしている姿に、危機的な3号機の状態を
国民に知られないようにしているのかと感じるのである。
144度から7日には202度、現在の温度は何度なのだろうか
超高温、高圧の水蒸気が、圧力容器の中にあるとしたら
ベントを行わないと、爆発するだろうし、その水蒸気はどこに排出され
どこに消えているのだろうか、勿論、核燃料棒に直接触れている
水蒸気であるから、高濃度の放射性物質も同時に外に出ている訳で
メルトダウンが再び起こっているとしたならば、プルトニウムも
放出されているのは、間違いないのであろう。
圧力容器の下部に、燃料が貯まり再臨界が起きないと学者は言うが
強い衝撃などの、何かのきっかけがあれば、起こる可能性もある訳で
まさか、それが起きている訳ではないだろうな。
そうなれば、完全に制御不能の大爆発がいつ起きても不思議では
なくなる訳であり、どうして国民に、正しい正確な情報を与えないのか
危ないならば危ないと言い、半径80km圏内の国民を避難させるとか
適切な処置、行動を躊躇わずに行うべきであろう。
日本国の経済がストップしても、日本国国民が被曝するよりは
ましなのであり、決断は早く、行動も早くなのである。
もしも、再臨界が始まっているのなら、戒厳令を出すべきだろう。
おわり