腕が良すぎる釣り師 (実践Version2.1) | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

山の神には内緒の隠密行動、これも又、仕事なんだよセニョリータ
 
強風が吹くでしょう、波が高いでしょう、雨も時折に降るでしょう。
 
それでも、これも仕事なんだと決起をし、車を走らせひとっ走り
 
1時間後、無事に到着はしたのは良いけれど、案の定、到着と同時に
 
雨が降り出して、風もビュンビュン吹いている。
 
イメージ 1
通称、ヒトデ埠頭を改名し
 
いつもの、アメマス埠頭にて
 
おもむろに、遠投補助グッツ
 
「Version2.1」にお気に入りの
 
スプーンを装着して30投
 
なにも来る気配はない。
 
 
 
ルアーチェンジを数回行うが、全く、本当に何の魚の気配すらもない
 
根掛かりギリちょんで、海底昆布にヒット、根っこが毟れ釣れただけ
 
ロストはなし、四方八方に投げてみるが、ライズもなければなにもない
 
100%釣れないモード突入かと、釣り師ならば誰でも感じてしまう
 
あの嫌な予感が脳裏を過ぎる、ならば石斑魚でも何でも良いからと
 
小型のスピーナーを装着して、投げる、投げる、投げまくる
 
しかし、ノーバイト、全く魚の気配がないので、場所を移動する事に
 
遠くに見えていた釣り師の横を通るが、全く釣れている気配なし
 
車を風除けにして項垂れていたので、そのオーラーで直ぐ分かる。
 
イメージ 2移動の途中でなんとも地味な色の船が
 
あったので気になって船名を見ると
 
カルビーポテトと書いているので
 
へぇ~美味そうな船だな~と思い
 
車内から撮影してみた。
 
後ろに見える白い船は名なしの
 
ゴンベイの巡視船だった。
 
大型船が荷下ろしをしている埠頭に車を止め、外に出ると風が再び
 
強く吹いていているが、雨は上がっていて、空の雲は勢い良く流れ
 
日が差したり曇ったり、遠投補助グッツ「Version2.1」を再び投げる
 
なんかを釣ってやろうと、根性が入り1.8Mのルアーロットに
 
小型リールを付けて、チカ用のサビキをぶっ込んで置き竿にしながら
 
遠投補助グッツ「Version2.1」を投げ続け、ルアーチェンジ続けたが
 
全く生命反応がない、再び、小型のスピナーを80Mブッ飛ばす
 
表層からボトムまで、丹念に探りながらリールを何度も巻き続けた
 
すると、ガッンとしたショックが、根掛かりかと一瞬思ったが
 
重いが寄って来るので、こりゃ~ゴミだなと思い50Mぐらい引き寄せると
 
なんと、それは、あの、ルアーでは釣れないと言う珍しい獲物
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちゃんと、足にガッツシ、フッキングしているではないか~
 
如何にボトムのギリギリを操作しているかが、ハッキリと分かる
 
自分のその腕の凄さに満足をしながら、大きくなって誰かに釣って
 
貰いなさいよ~と、優しく声をかけて、リリースをしてあげた。
 
去年も、ヒトデでスタートした港であるが、今年も、またもやヒトデを
 
釣り上げてしまった、ルアーでは滅多に釣れないヒトデが
 
見事にフッキングとは、何とも情けないやら、腕が良いのやらで終わった。
 
チカ用のサビキにもなにも変化がなく、ボウズ決定、見事に敗退である。
 
すっかりと釣れなくなった港、釣り師としてはガックリしているが
 
経済重視の貿易港として、商人達は、力が入っているらしく
 
時代の流れに釣り師は場所を追われるだけなのだろう。
 
帰りがけに川の河口の様子を眺めたら、やはり海は荒れていた。
 
NHKの国会中継ラジヲを聞きながら、1時間をかけて帰宅
 
160km、約16Lの損出、昼の弁当は、冷やご飯で味海苔おにぎり
 
梅干しパワー入りと、在庫の鯖の缶詰を1個、飲み物は買い置きの
 
ペットボトルの甘いコーヒー1本、ルアーロストは無し
 
遠投補助グッツ「Version2.1号機」も、ロストは無し
 
損出は、油代だけで経費も少なくて、とてもラッキーだった。
 
魚が釣れればもっと良かったが、そう上手く行かないのが釣りである。
 
波も穏やかで、海水に濁りもなく、晴れた風もない日のサーフで
 
遠投補助グッツ「Version2.1号機」を使ってリベンジをしたい。
 
待ってろよ、サクラマス&巨大アメマスよ~
 
おわり