何に集中すべきなのか、あれもこれも、やりたくて、やりたくて、しょうがない
でも、でも、身体はひとつ、あれもこれも、同時に出来やしない
どうする、どうする、今、何に集中するべきなのか
何をやるべきなのか、思案のしどころ、この思案する時間が勿体ないと言うけれど
下手な考え休むに似たりとか言うけれど、考えないでなにが出来るのか
昔の諺にまで噛み付きたくなる気持、考えて行動すれば良いだけ
思案は大切なので省けけない、何も考えないで安易に行動をすると
見直しの見直しが直ぐにやって来て、結局は無駄な時間が費やされ
やりたい事がまた一つ、先に、先に延ばされてしまう
何に集中すべきなのか、あれもこれも、やりたくて、やりたくて、しょうがない
でも、でも、身体はひとつ、あれもこれも、同時に出来やしない
何をするのか決められないと言う苛立ちは、何かをする事がある者の幸せの時間なのか
面倒くさいから何もしたくない、人に言われた事だけをやっていればそれで良い
自分で進んで何かをしたいと全く思わない人も、この社会には、こんなに大勢いるのに
何かをしたいと悩む自分は、動いていないと気が済まない、根っからの貧乏性なのか
良く言えば行動派と言うべきなのか、のべつまかなく泳いでいないと酸素が身体に回せない
マグロやカツオなどの青魚の体質なのだろうか、考えた果ての行動の中で、もしも、もしも
行動の変更を余儀なくされる見直しであれば、それは成功に近付く近道であって
その時の思案は間違いだとして、素直に自分の中に受け入れて、考えた結果なのだから
それには絶対に間違いはないのだと、決定ありしのごり押しで進むよりは良いのだろうし
見直しの見直しばかりする者は、結局は何も考えずに動いている、腑抜けのフーであり
人を纏める能力もない、単なる腑抜けのフー太郎と呼ばれても仕方がないのだろうし
権力者だと言って威張り散らすしか、人々から存在を認められない訳なのだろう
何に集中すべきなのか、あれもこれも、やりたくて、やりたくて、しょうがない
でも、でも、身体はひとつ、あれもこれも、同時に出来やしない
今、真っ先にする事は、行動を起こさずに思案する事なのかも知れない
焦って動けば悪い方向へと進めば、もう抜け出せない土壺に填り、何もかもが出来なくなり
一巻の終わりを向かえてしまうのだろう、今は、今は、思案、思案、思案のしどころ
風が吹いても動くまい、じっくりと考えてそれから行動に移そう
思案の海で酸素を供給、元気を出して泳ぎだそう。
おわり