12日午前の天気予報では、モロに台風の通過で大雨に、海は大荒れでしょうとの予報
夕方になってアキアジ(メス)釣りを諦めきれずに、天気予報をもう一度ダメだろうと
天気図を確認をすると、温帯低気圧に変異していて、13日の波の高さは1.5M
風速は5~4程度で、釣りが出来ない風と波じゃないと、ちょっとニンマリしながら
早起きをせずに、普通に朝起きて天気が良ければ、行く事に決定しながら何度か
天気予報を見ながら、シメシメと思いつつ就寝をしたのであります。
朝、目が覚めると既に8時を回っていて、窓の外を見ると天気も良いし微風だし
おもむろに、顔を洗ってダラッとTVを見ながら、珈琲を飲んでサンドイッチを作り
冷凍庫から1.5Lのペットボトルに飲料水を入れて、カキンコキンに凍らせた
飲料水兼、魚冷やし用をクーラーボックスに入れ、10時出発、オソ、っと自分で思いながら
走ること1時間、いつもの浜に到着をして、海を見るとダメダメ状態100%
朝早くから来ているだろう釣り師が1人、大工道具を出して木材を釘で打ちながら
釣りではなく何かを作るのに一生懸命になっていて、その横を通過して100Mほど奥に
釣り座を決定して、遠投補助グッツを、いつもの竿ではなく4.5Mのグラスファイバー竿に
セッティングをして投げてみた、なみなみのウネウネの海、波の高さは2メートル弱だろう
潮の流れもメチャメチャ早くて、大波、中波がザブンザブン、アワアワも浮いているし
釣れる気はゼロの侭で数投するが、竿の粘りがなくて飛びが悪いような気がしながらも
力一杯に投げ続け、竿が長くなったのに飛ぶ距離は80M程度と、ちょっとイライラしながら
おもっきり投げたら、道糸からプッチリ切れて、補助グッツとルアーは海底の餌食に
これはいかんと思い、潮の流れも強い事から、生き残っていた少し重たいタイプの
遠投補助グッツVersion2.0号機を取り付けて、気を取り直して釣れる全く気がしない
うねりが高く珈琲色の海に向かって、1時間ぐらいルアーを変えながら投げ続けていたが
またもや、プチッ、遠投補助グッツVersion2.0号機と共に海の底、竿が長い分だけ
余計な力が入りプチッと切っている事に気が付き、いつもの4.3Mの竿に取り替えて
投げて見ると、4.5Mの竿よりも遠くに飛んでいるような気がして、いつもの投げの感触に
戻り安心をしながら投げ続けたが、こんな釣れない所で釣っていても仕方がないと思い
2時過ぎぐらいに大津港に移動、築港内もニゴニゴのコーヒー牛乳っぽくて、釣り人の数も
片手で数えられるほどしかいない、対岸には3組み、私の方には、ほぼ同時に身などに着いた
小さな子供連れの親子と2組みだけで、対岸の釣り師にも活気がなく、あららと思いながら
Version2.1号機にスプーンを付けて、数投するがアタリがある訳もなく、プラグに変えて
みてもあたりがなく、1時間ぐらい全く反応がない侭で、3gのスピナーに交換して直ぐに
ガツンとしたアタリがあり、ルアーの近くに水流を確認、そのポイントに何度か投げるが
アタリはなく、違う場所に向けて水面を引いて来ると、ガツン、ギュギュギュ~ッ
でかっ、なんだこれはと思いつつも、これは石斑魚だと確信をしながら、岸壁に寄せたが
竿が細くて上がらない、なんとかラインを掴んで上げる。
40僂鯆兇┐襯泪襯泪襪搬世辰紳臉佝探犾△海譴妊椒Ε困鰐箸譴燭抜遒咾弔
回りの釣り師達の注目を浴びていた、そう、私が来てから対岸の1組は帰っていないし
誰一人として魚を釣り上げている釣り師がいないのだから、そんな中で大石斑魚を釣れば
注目されるのも当たり前であり、へんな道具付けてルアーを投げているのだから
相当に気になっているだろうと思い、大石斑魚をちっちゃな子供にあげようか迷いつつも
手尺ですんぽうを確認してリリース、そうして5投目ぐらいした時に、また30儺蕕
石斑魚が釣れて、即リリース、その後にはアタリはバッタリと止まってしまった
すると、少し離れた所にアザラシが水面から顔を出し、アチャ、野郎が出たらお終いだ
築港内の魚を追いまくり、もう駄目だろうと思い納竿としたのだが、そもそも釣りに来ている
場所の選定が間違っていた事に、帰りの時間になって気が付くのだが、それは後の祭りであり
少し燃料費が掛かっても、厚内か十勝港にして置けば良かったのかななんて
悔いても仕方ない、たった1日の釣りの日が終わってしまったのである。
しかし、誰も釣れていない築港内で2匹も石斑魚を釣るなんて、やはりVersion2.1号機の
実力は本物なのであろう、しかも、釣れなくても飽きない所がまた素晴らしいのである。
ブッコミ釣りでボーッとする釣りも実に好きだが、手を変え品を替える度にわくわくと
しながら海に投げ込むこの釣りは、もう、こんな時間なのかと思うぐらい海を後にするのが
本当に名残惜しく感じてしまうので、この釣りも実に楽しくてとても好きなのである。
後は、アキアジ(メス)が来てくれたら、もう最高である。
今度は、厚内にでも行ってみようかな、いや、十勝港も捨てがたいな
いやいや、波がなく、海も波がなく透明ならば、やはりサーフだろう
本当に、たった1日の釣り日だったのに、いらない台風だった。ガクッ
おわり