何か虚しさも感じる「遠投補助グッツ」 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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ケツは熱い内に叩け!!もとい、鉄は熱い内に叩け!!

正に、決起盛んに夢中になり作品の原点となる、試作品製作に取り組んでいたが

あの時の篤い気持が徐々に冷めつつあり、真っ赤に焼かれた鉄が冷えトンチンカン

トンチンカンと叩いても、形が整わない冷めた鉄の心のようになっている事に気付く

えっ、こんなものを作っても、誰かの役に立つのだろうか、完成しても使ってくれる人が

果たしているのだろうかと、疑心暗鬼が湧いて来て、苦労して果たして作る必要が

あるのだろうかと、なんだか遣る気を削ぐ気持が完全に脳内を取り巻いているのであった。

構想1日、試作に正味2日、まだ完成に至らぬ「遠投補助グッツ」に、ちょっとだけ

そう、ちょっとだけ虚しさを感じながら、ボディの材質を現在の侭で重さを100gから

50gにするか、それともボディーの材質を見直し、違う物に変えた方が良いのかとか

またも机上論に取り憑かれ、薄暗い部屋の中に居座った侭、全く手が動いていない

なんとも情けない姿の自分が転がっているだけなのである。

人の役に立ち、なるほど便利だと多くの人々が手にとって、売上げが上がるような

爆発的なヒット商品へと繋がる商品などは、物が有り余る世の中であるから、なかなか

ヒット商品に繋がる物を創り出すのは難しいのであり、まして、釣りと言う特定の趣味の

しかも、特定の釣りの為のグッズともなれば、販売個数も限定されてしまい、多くの利益を

求めるのは非常に難しいのだろうから、あくまでも、趣味の一つとして動かなければ

遣る気も失せる今回のような、暗い気持に負けてしまうのであろうから、いずれにしても

早く「遠投補助グッズ」を完成をさせて、抜群の釣果が出れば、後はそれから続くと考えて

まずはゆっくりでも良いから、「遠投補助グッツ」を、完成させる事に心を傾けつつ

鞴(ふいご)をギィゴギィゴと動かし、風を送り鉄を真っ赤に熱して、遣る気の神様を

味方に付けながら、金槌を何度も振り下ろし、トンチンカン、トンチンカンと熱い鉄を

打ち続けなくてはならないのであろう。

本日は雨降りで気も湿りがち、自問自答の記事であるが、これで御免を致し候なのである。

おわり