日本国政府が国家戦略と位置づけ、国費を使った公共工事での
太陽光発電装置の導入や採用が、もの凄い巨額の税金を使い進められているが
帯広市でも政府に続けと、巨額な税金を投入をして太陽光発電装置の採用導入が
まるで、気が狂っているかの様に予算が付けられ、バンバン取り付けられているが
そんなに拒否を投じて国民負担を軽減出来るほどの、採算が合うのか合わないのかは
全く知らないが、とにかく日本国政府の方針なのだからと、目の色を変えて予算を作り
巨額な税金が投入されては、ソーラーパネルがあちらこちらに設置されているようである。
採用の決定には、買電価格と合わせた、設備投資と発電量に比例した、採算ベースを元に
予算が組まれているのであろうが、その計算が成り立つ上で、日照時間はとても重要な
ソースとなるのだが、十勝の空は、今年は異常なほど曇りの日が続く日が多く感じるのである。
そもそも、現在普及している太陽光パネルの、エネルギー交換率は晴れの日であっても
18%前後と言う低いエネルギーを交換する能力しかない訳であり、曇りの日が続くと
太陽光での発電と買電などは、ほぼ見込めない事になるだろう。
買電が出来ないとなると、設置費用の返済が相殺されない訳であるから、予定としていた
設備の償却年数は先延ばしとなり、高価なパワーコンディショナの交換時期である
約10年後までに、太陽光発電設備の設置に掛かった費用は、買電する予定より足りない分
残された状態の侭で、パワーコンディショナの取替が必要となり、太陽光発電パネル自体も
経年変化で出力が下がり続けるので、更に買電に依存した設備投資回収年数は伸びて行き
設備投資を完済する事が伸びれば伸びるほど、難しくなり回収が出来くなる、もどかしい
ジレンマが起こるのだろうし、太陽光発電はノーメンテナンスでは、設備を維持する事は
送電線を共用をしている、電力会社に対して不足の波及事故に成り兼ねないので、維持費を
削減するのは不可能であるから、年間に掛かる管理費だって馬鹿にならないのである。
メンテナンスを怠り、電力会社に与える損害賠償は、事故を起こせば設置者の全責任であるから
その賠償額はどのぐらいになるのかは、想定する事は難しいのであるが、同じ配電線路に
コンピューターを利用し、商売をしている会社があったとしたら、データーが飛んだりすると
もの凄い額の損害賠償を負わなくてはならない、保険に入っていないと到底払えない額に
成る可能性もあったり、生産工場や加工工場、冷凍施設など、物理的に損害が出た時も
その規模によっては、一般庶民では弁償出来る額ではなくなる可能性も高く、使う電力量の
二倍の買い取り額に秘められた、数百倍の責任がある事を、忘れてはいけないのだろう。
それは、個人でも役所でも、すべて同じ責任であり、設備を管理する者が負う事を
太陽光発電装置を売るメーカーは、顧客に対して周知させる義務を負うのであり
その事を隠して販売する事は、後の大きな国家的問題となる事であろう。
太陽光発電設備の有効な使い方とは、いわゆる、自分で電力を発電し、自分で電力を消費をする
地産・地消が大原則でありながら、いつの間にか採算が合う、合わせるにはと話が変な方向に
政財界が目論む方向に進んでしまい、安定した電力を求めている大衆がいる中、小規模発電所が
電力を公共のフィダーに乗せて売る事を前提とした、設置費用と採算性を求めた商業ビジネスに
特化された国策事業になり、小規模発電事業者(ソーラー発電)は、自らの設備の維持管理に
責任があると言う重要な事柄が伏せられ、補助金やマネーに群がる国民達が安易に設置をしながら
事故は絶対に起こらないと安心をしているようであるが、事故と言うのは想定していない事が
重なった不運の時に起こるものであり、想定している事故が起きる物は、売り出されないのが
定説なのであって、メンテナンス料金を業者に払わず、ノーメンテナンスで運用をしていると
想定をしていない事故の原因、当事者になる可能性が非常に高まる事を、太陽光発電を設置された
多くの人々に覚えていて頂きたい訳であり、小規模な発電所と言っても、その事で利益を得ている
事業者としての責任は、絶対に逃れられないのであって、それらの事故の損害を、電力会社で持ち
電力会社が販売している電力に、その賠償額を上乗せをされ、一般の消費者に支払わせる事が
あっては、決してならないのであり、そこをしっかりと日本国政府は監理・監督をしなくては
成らないのであって、一部の者達の受益の為に、損害賠償を肩代わりし、不平等な料金制度と
成らないように万全の監視体制を整えるべきなのだと、強く思うのである。
太陽に翳しているだけで、もうかりまっせ、おとくでっせ、そんな簡単に儲かる商売はない
リスクを考えていない愚かな国民達よ、地産・地消に頭をシフトし、自分で使う分で設備投資を
しても、採算が合うか合わないのか、その辺から考えて、太陽光発電装置の導入を考える
べきであり、太陽に翳しているだけで、黙って金儲けに繋げる考え方は捨てるべきであろう。
メンテナンス費用を支払えば、全責任を業者が負ってくれる、都合の良い確約がない中で
万が一、広範囲に渡る停電事故を起こした場合の、責任の重さを自覚して頂きたいのである。
メガ・ギガ系の太陽光発電所を、電力会社で設置するならば問題がないのであるが
多くの太陽光発電所事業者が、タケノコのように出て来たら、数年後にはどの様な事が
起きるのか想像をしただけで、とても恐ろしくなってしまうのである。
太陽バースト、強烈な電磁波、太陽風、等々、宇宙からやって来る未知の要素が
日常の生活に対して、どの様な影響を与えるのかは、宇宙物理学者や科学者すらも
日本国政府すらも、NASAですらも、未知である事を決して忘れてはいけないのである。
おわり