口蹄疫 宮崎県の非常事態宣言一部解除 東国原知事が発表
7月1日23時43分配信 毎日新聞
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、東国原英夫知事は1日、
県内全域に呼び掛けた非常事態宣言のうちイベント・大会の開催延期について、
家畜の移動制限区域(発生地から10キロ圏内)を除いて解除すると発表した。
対象家畜の殺処分・埋却が終わり、終息への見通しが立ったとの判断。
口蹄疫禍の打撃は観光・商工業などにも及んでおり、
県は今後、復興支援を本格化させる。
感染拡大阻止のため、県は5月18日以降、発生自治体と
周辺地域の県民に対し不要不急の外出自粛などを呼び掛け、
県内全域でイベントや大会、集会の延期を求めていた。
同県内では感染したり、ワクチン接種を受けた
家畜27万6049頭の殺処分・埋却が6月30日で終了。
新たな発生も6月18日の291例目を最後に途絶えており、
県は感染が終息に向かっているとの判断を固めた。
また、国内最大級の畜産都市・都城市や隣接の
鹿児島県曽於市では2日午前0時に移動・搬出制限区域を解除。
このまま新たな感染疑い例が出なければ、宮崎県内全域でも
16日午前0時に制限を解除する。
【石田宗久】
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最終更新:7月1日23時43分
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都城市で移動・搬出制限を解除、ようやく豚出荷
7月2日12時6分配信 読売新聞
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、都城市を中心に
設定されている家畜の移動・搬出制限区域が2日午前0時に解除され、
家畜の出荷が約3週間ぶりに再開された。
同市は牛肉、豚肉の生産額が全国の市町村でトップ。
同市では、6月9日に1農場で感染が判明。
この農場を中心に移動・搬出制限区域が設定されていた。
今後、新たな発生がなければ、制限区域は早ければ16日にも、
県内全域で解除される予定だ。
都城市を中心に牛約7000頭、豚約8万頭を飼育する
畜産会社「はざま牧場」では2日朝、豚100頭を乗せた
トラック4台が食肉加工場へ向かった。
関係者は安堵(あんど)の表情で出荷を見送った。
最終更新:7月2日12時6分
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<口蹄疫>宮崎市で新たに確認 清浄性検査で発覚
7月5日0時21分配信 毎日新聞
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、
宮崎市内の農家で症状がある牛が見つかり、
感染の疑いが強いと確認されたことが4日分かった。
292例目で、農家で飼育している16頭はすべて殺処分する。
県内では、宮崎市の症例を最後に先月18日以降の発生がないため、
市は発生農家から半径3キロ以内の家畜から血液を採取。
清浄性の確認検査を進めていたところ、
当初の抗体検査で結果が不鮮明な農家があり、
立ち入り調査で症状を確認したという。
農林水産省が写真判定した。
県内では先月30日、感染または疑い、ワクチン接種を受けた
家畜27万6049頭すべての殺処分と埋却が終了。
ウイルスがいないことを確認する清浄性検査を経て、
都城市や日向市の移動・搬出制限区域が解除されるなど終息へ向かっていた。
県は、今月16日に県内全域で移動・搬出制限区域の解除を目指してきた。
今月1日には「感染が終息に向かっている」と判断し、
県内全域に呼び掛けていた非常事態宣言のうち、
イベントや大会の開催延期については、
移動制限区域を除いて解除したばかりだった。
【石田宗久】
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最終更新:7月5日1時18分
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さらに1~2件発生の可能性=口蹄疫で山田農水相
7月5日17時57分配信 時事通信
山田正彦農林水産相は5日、宮崎市で口蹄(こうてい)疫に
感染した疑いのある家畜が約半月ぶりに見つかったことについて
「人と物の流れは阻止できない。
(新たな発生は)やむを得ない」との認識を示した。
その上で「まだウイルスが家畜の排せつ物などにいる。
どこで起きてもおかしくない。
終息までに(さらに)1~2件の発生も考えられ、
決して気を緩めてはいけない」と強調した。
省内で記者団の質問に答えた。
一方、ワクチン接種に同意していない農家に対して、
口蹄疫特別措置法に基づいた強制的な殺処分を検討していることに関し
「考えなければいけないという見解は変わらない」と述べ、
引き続き検討する姿勢を示した。
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最終更新:7月5日18時2分
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宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、東国原英夫知事は1日、
県内全域に呼び掛けた非常事態宣言のうちイベント・大会の開催延期について、
家畜の移動制限区域(発生地から10キロ圏内)を除いて解除すると発表した。
地域経済に対して心配する気持は分かるが、あまりにも焦り過ぎの知事の判断から
結局は、地域住民達は、規制解除の声を聞き、ぬか喜びとなってしまい
更に、心に深い傷を負ってしまった結果を導いてしまったのだろう。
一刻も早く、経済を復興する事も知事の大切な仕事ではあるが、安全宣言を焦って出し
これ以上の感染を拡げてしまえば、本当に宮崎県は危ない土地としてレッテルが貼られ
他の地域の人々から敬遠され、孤立した土地となってしまい、どうして口蹄疫の感染が
完全に確認する事が出来なくなってから、1ヶ月ぐらい、安全宣言を出すのを待つとか
我慢をしなかったのか、とても悲しむべき事態となり、知事としての焦りの気持を
どうして誰かが止めて上げなかったのか、非常に悔やまれるのである。
また、山田正彦農林水産相は、相変わらず、他人事のようにものを言っているし
貿易の最高責任者が、「どこで起きてもおかしくない。」などと発言していること自体
大臣として、完全にKYな輩であると、改めて確信した訳であるが、そんな大臣を任命した
総理大臣の責任は、誰が追及するのか分からないが、マスコミなども選挙で忙しいく
なんだか下らない、参院選挙の票読み番組を、構成するので忙しいのだろうから
宮崎の口蹄疫などは、殆どどうでも良い事として扱っているのだろう。
八ッ場ダムの情報が、ピタッと止んだように、音無で映像だけを流すのであろう。
日本国の政治指導者達は、本当に能力のない者達ばかりだと、呆れ返ってしまい
もう、ものも言えない感じで、今日も又、頭痛が痛いのである。
おわり