大阪市10職員きょう免職発表 斎場「心付け」で異例大量処分
5月31日9時8分配信 産経新聞
大阪市立斎場(火葬場)の職員が葬儀業者から「心付け」として
現金や商品券などを受け取っていた問題で、市が職員10人を免職、
12人を停職の懲戒処分にする方針を固めたことが30日分かった。
31日に正式発表する。市は平成14年に心付けのやりとりを禁止したにもかかわらず、
職員と業者の間で巧妙に続けられていたことを重視し、異例の大量免職処分に踏み切る。
市立斎場をめぐっては14年5月、火葬担当の全職員が
月額最大15万円の心付けを受け取っていたことが発覚。
市が当時の職員36人を文書訓告処分にし、心付けの受領を禁止した。
しかし今回の市の調査で、禁止後まもなく心付けが復活していたことが判明。
14年から今年1月までの間、市立5斎場の火葬担当職員44人のうち22人が
業者から心付けを受け取っていたという。
市は今年3月、職員20人が心付けを受け取り、別の職員3人も
受け取っていた疑いがあるとの調査結果を発表。
心付けの金額は、職員によると1件あたり1千~5千円、業者の証言によると
3千~1万円で、金額に食い違いもみられる。
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最終更新:5月31日12時27分
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葬儀屋のバスの運転手や、焼き場の職員に対する「心付け」が、帯広市でも
慣例化をしているような気がするが、久しく葬儀の手伝いをしていないので
なくなったのか、今もあるのかは良く分からないのであるが
火葬場の職員に「お心付け」を渡す意味には、遺体を綺麗に焼いて欲しいと願う
家族の思いがあり、「お心付け」を渡さないと、遺骨が箸で掴めない程に
灰になるぐらいに焼かれたり、待遇が悪くなるとかの、噂があったような記憶がある
大都市では、火葬する遺体が多いので、こちらとは違い、何日も待たされるような
順番待ちもあって、早く順番を回して欲しいと言う家族の願いから、心付けなどが
慣例化しているのだろうかとも思うが、市の職員がお金を貰って、順番や焼き方に
便宜を図っているとは信じがたい訳であり、ないと信じるしかなく、葬儀屋が勝手に
都市伝説を創り上げているだけの、変な慣わしなのであろうから、お心付けは不要であろう。
月に15万円もお心付けを貰えるならば、ボランティアでやっても良いけれど
公務員じゃないと公平平等が守られないだろうから、しっかりしろ公務員なのである。
おわり