<口蹄疫>エース級種牛感染疑い…避難6頭中の1頭
5月22日1時2分配信 毎日新聞
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、国の特例措置で
西都(さいと)市に避難していた「宮崎牛」のエース級種牛
6頭のうち1頭に、口蹄疫に感染している疑いがあることが21日分かった。
2回の遺伝子検査でいずれも陽性を示したという。
県は残り5頭の扱いについて、農林水産省と協議している。
◇2回の検査陽性
県が避難させた種牛は「福之国(ふくのくに)」、「勝平正(かつひらまさ)」などの6頭。
県は13日、ブランド保護の観点から、県家畜改良事業団(高鍋町)から
北西に約24キロ離れた西都市内の簡易畜舎に避難させたが、その2日後に
同事業団で感染が確認され、種牛49頭を含む308頭が殺処分された。
避難して1週間の経過観察では無事だったが、その後に感染疑いが出た。
49頭の種牛を失い、隔離された6頭は、県畜産の再興を担う一筋の光だった。
仮に6頭の感染が判明すれば、宮崎牛ブランドにとって致命的な打撃となるのは必至だ。
◇
農林水産省は「6頭は1頭ずつ隔離して管理していると聞いている。
残り5頭を殺処分するかどうかは、隔離状況を確認したうえで、
県と協議して判断したい」としている。
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最終更新:5月22日1時31分
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エース級種牛6頭の保護策が完全に裏目に出て、結果的には口蹄疫のウイルスを
日本国政府の判断、特例措置として14kmも感染範囲を自ら達が広げてしまった
誠に杜撰な結果となり、全ての種牛が殺処分ともなれば、益々事態は深刻化するのだろう。
いわゆる、怪しいと思われる特権階級の政治家を、政府判断の特例として逮捕拘留せず
国会議員として放置し、更に悪政を国内に広める行為に、全く酷似しているように思える。
法規通りにその場で厳重な管理の元で、感染をしないように万全な対策を行い保護をすれば
半径10km以内で、口蹄疫のウイルスを封じ込める事が出来たのかも知れないのだが
今後の肉牛の生産や畜産産業の今後にも大きく関わる、その要とも言えるエース級種牛で
ある事から、もしもの感染に畜産業界幹部達は、強い恐怖に襲われ、その恐怖感に負けてしまい
日本国政府に対して特例を嘆願し、また日本国政府も安易な考えから、特例処置を認めてしまい
結果的には、感染範囲を24kmも口蹄疫ウイルスを、撒き散らす感染拡大を招いたのだろう。
安易な考え方の特例処置の判断は、今までの結果を見るとその多くは、良い結果を出していない。
なにがなんでも守るではなく、ズルをしてまでも守る体質が、更なる恐怖を生んだのだろう。
日本国は、その様な事ばかりが頻繁に起こっている、権力者や特別な者が優先される
完全なる二重法規、ダブルスタンダードの国家なのであろう。
おわり