アイスランドの火山噴火、19日以降再び勢い強まる
4月20日9時51分配信 CNN.co.jp
ロンドン(CNN) 英国の航空管制を行う
ナショナル・エアー・トラフィック・サービシズ(NATS)は19日、
ここ数日落ち着きを見せていたアイスランドの火山噴火が再び勢いを
増しているとの情報を発表した。
新たな火山灰雲が1万5000フィート(約4.6キロ)上空まで噴き出しており、
英国方面に流れているため、空路への影響が深刻化する恐れがあるという。
この発表に先立ち、EUのカラス運輸担当委員などが20日朝から
徐々に飛行を再開するとの計画を発表していた。
飛行区域を状況に応じて「全面禁止」「一部緩和」「通常どおり飛行可能」の3つに分ける。
カラス委員は、現在の状況は「持続可能なものではない」としながらも、
「火山灰が消えるまでただ待っているわけにはいかない」と述べている。
各国当局や専門家らの間では、安全性に対する見解が分かれている。
火山の影響による航空安全基準が確立されていないため、判断が難しいとの指摘もある。
一方、国際航空運送協会(IATA)によると、この火山の影響による
航空会社の損失は1日あたり2億ドル以上に及ぶ。
また欧州国際空港評議会によると、空港の損失は18日現在、
1億3600万ユーロ、影響を受けた旅行者数は680万人に達しており、
被害は2001年9月11日の米国同時多発テロを上回る規模だという。
【関連記事】
・ ノルウェー首相、ニューヨークで足止め食らうもiPadで対応
・ アイスランドの火山噴火で欧州航空網がまひ
・ 火山噴火で800人が避難 アイスランド
最終更新:4月20日11時51分
---------------------------------------
噴火の勢いが弱まっているのか、勢いを増しているのか情報が錯綜しているようだ。
ジェットエンジンに火山灰が吸い込まれると、火山灰がエンジン内部の高温で溶け
ガラス化をしてタービンの羽ねに融着をして、最悪の場合にはエンジンを停止させるて
しまうわけであるから、正に、危険極まりない飛行となるのだろうから、十分に安全を
確認して航空機の飛行を再開をして欲しいものである。
ジェット機ではなくプロベラ機も危険なのだろうか、空港に足止め干されている
帰れない人々を救う為に、プロペラ機での代替えの輸送手段とかにするのは
無理なのだろうかと余計な心配をしてしまう訳だが、日本国からヨーロッパに
行っている人達は、お金持ちなのだからなんとか自力で帰って来れるだろうから
木枯らし紋次郎の真似をして、あっしには関わりのねぇ事でござんすと
もう、そんな心配は止める事にしよう。
おわり