賞味期限切れの核兵器 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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米が核攻撃を大幅限定へ、新弾頭開発せず
4月7日1時46分配信 読売新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米政権は6日、今後5~10年間の
米核戦略の包括的指針を示す文書「核戦力体制見直し(NPR)」を発表した。

 文書は、核兵器の使用条件を大幅に限定、米軍事戦略の中での
「核兵器の役割縮小」を明記している。

オバマ大統領が提唱する「核兵器なき世界」の実現に向け、米国の核政策を、
圧倒的戦力による抑止力向上から、最小限度の抑止力維持へと大きく転換させる内容となった。

米政府がNPRを発表するのは、ブッシュ前政権下の2002年以来、8年ぶり。

 文書は、仮に非核保有国が米国を攻撃しても、核拡散防止条約(NPT)順守国であれば、
核使用の対象にしないと初めて明記した。

 また、米国が生物・化学兵器による攻撃を受けた場合は核兵器による報復を
排除しないとする「戦略的あいまい性」の方針を放棄した。

これらの攻撃やサイバー攻撃を受けた場合は、核兵器でなく通常兵器で対抗措置を
取るとの方針を明確にし、通常戦力による抑止力強化を目指す。

 ただ、文書は、NPTを順守せず、核開発を進める北朝鮮やイランに対する
核攻撃の余地は残しており、ホワイトハウス周辺が主張していたとされる、
「核の先制不使用」の記述は見送られた。

 これに関連して、文書は、米核戦略の主要目的に「核拡散と核テロの阻止」を掲げ、
米国にとって大国間の全面核戦争よりも、過激派やテロ支援国家が核兵器を
入手する事態こそが最も深刻な脅威であるとの立場を前面に打ち出した。

 「核兵器の役割縮小」に関しては、米国が保有する5500発以上の
核弾頭の削減を目指す一方で、「小規模の核戦力で抑止力と安定を効果的に維持」
「米国の同盟国とパートナー国への核の傘の保証」などを明記し、
核戦力の低下が米国および同盟国の安全保障を損ねかねないとする懸念に配慮した。

 さらに、「安全で効果的な核戦力」を維持する観点から、老朽化している核弾頭の
運用期間の延長のための改修を進める一方、新型の核弾頭は一切開発しないと表明した。
海上発射型の核巡航ミサイル「トマホーク」の退役も明記した。

 ◆核戦力体制見直しの骨子◆

 ▽米国の安全保障における核兵器の役割を縮小。核兵器数も削減

 ▽核拡散防止条約(NPT)に加盟し、条約を順守する非核保有国には核攻撃はせず。
  北朝鮮、イランはNPTの不拡散義務に違反

 ▽化学・生物兵器で米国や同盟国を攻撃する国には通常兵器で反撃

 ▽新型核弾頭の開発を放棄し、既存核弾頭の運用を延長

最終更新:4月7日1時46分

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核弾頭の「賞味期限切れ」を、如何に打開するか、アメリカ合衆国は悩みに悩み

新に製造をしなくてはならない、核兵器製造コストを削減しつつ、廃棄処分も同時に

解決をしようとしている目論見は、丸見えなのであるが、核兵器や核弾頭が世界から

減る事はとても良い事であるから、結果的にはオバマの政策は評価する事が出来るのであろう。

ポケットの中に銃を忍ばせて、丸腰で喧嘩をしましょうと言われても、相手を信用する

そんな国があるだろうか、自国の経済が悪くなれば、自国の大企業を守る為には

他国の企業を、ある事ない事を理由にして、コテンパンに叩き、極悪非道な企業だと

国民全体で非難するような、恐ろしい民族性の国家を心から信用しろと言われても

それは、とても無理なことであろうし、劣化ウラン弾は健康被害は出ていないとか

今でも平気な顔をして豪語している、非人道的な鬼畜共思われる、そんな国家の軍隊を

核兵器を持たない国には、核で攻撃はしないなんて、子供騙しの約束で騙せる訳などはなく

米国とロシア、中国などの国々が、全ての核兵器を廃棄しない限り、核兵器を持とう

としている国々を、説得するのは無理な話であり、万が一、戦闘が激化して相手国が

アメリカ本土までも攻撃するようになったなら、いつものように、約束は破棄して

最終手段として、核兵器を持たない、丸腰の相手国に対して、核兵器を必ず使用するだろうし

喧嘩に負けそうになった者は、必死になり手段を選ばずに、何をするのか分からないのが

人間が人間を殺す、殺し合が目的の戦争なのであり、異常な心になった者は、それこそ

ジャングルに枯れ葉剤を撒いたり、収容所の捕虜達を虐待したり、民間人を一ヶ所に集めて

大量虐殺をしたり、普通では考えられない様な事が、日常茶飯事に行われるのであるから

核兵器はそもそも戦争の抑止にはならないのであり、戦争にならない為の抑止力であると

多くの人達は言っているが、核兵器を使えば、地球上の人類が滅びるのが恐いから

どの国も使わないだけなので、これがもしも、人類が滅びても全く構わないと考える

政治指導者や国家よりも強い影響力を持つ、宗教指導者や、軍隊軍関係者が出たならば

核抑止力などは、鼻くそと同じになり、忽ちに核戦争になる事は間違いのない事であろう。

そうならない為に策を打つ、世界から核兵器を無くす方向へ向かう、一つのプロセスとして

今回のオバマの声は、とても良い声に聞として、世界中に響いているのである。

本当ならば、1,2,3の掛け声と同時に、世界の国々、全世界から核兵器が一気に

全てが廃棄される事がとても望ましいのだが、それは非現実的な話なのであるのだろうから

核廃絶に向けての、初めの一歩としてオバマの声を素直に聞く事にしよう。

おわり