すき家、業界最安値250円に 吉野家つぶし“仁義なき牛丼戦争”
4月5日15時41分配信 産経新聞
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは5日、全国の繁華街や都市部の
店舗百数十店で、牛丼並盛りを通常の280円から250円に値引きする
キャンペーンを4月9日~21日まで実施することを明らかにした。
[グラフ:牛丼3社の客数増減率] 吉野家“禁断の”牛丼並盛り270円
松屋フーズも同日、牛めし並を通常の320円から250円に値引きするなどの
キャンペーンを12日~23日まで実施すると発表。
吉野家が7日~13日まで通常380円を270円に値引きするキャンペーンに
対抗するのが狙いとみられ、“仁義なき牛丼戦争”が幕を開けた。
この結果、吉野家の業界最安値は2日間だけとなる。
すき家は昨年の値下げで業界最安値の定価280円を実現。
松屋も320円に値下げし、吉野家だけが定価の値下げに踏み切れず、
顧客の流出で、苦戦を強いられていた。
今回の値引きキャンペーンは、顧客奪回を狙った起死回生策でもあった。
しかし、すき家と松屋がそろって、吉野家をさらに下回る値引きキャンペーンを
実施することで、その効果は限定的にとどまる恐れも出てきた。
特に、すき家は、主力である郊外型店舗ではなく、吉野家との競合が多い、
繁華街や都心部の店舗に限定しており、“狙い撃ち”が濃厚。すき家は、
業界最安値で順調に客数を伸ばしており、吉野家のキャンペーンで顧客が
流出するのを防ぐことを狙っているうようだ。
消費者の節約志向で業界最安値争いは激化の一途だが、消費者にとっては“朗報”となりそうだ。
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最終更新:4月5日17時43分
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すき屋、松屋フーズ、吉野屋、で安売り合戦で盛り上がり、三者で互いに首を絞め合い
一番に苦しんでいるのは、それぞれの会社の、各店舗で働く従業員だろう。
製品原価が数十円程度ならば、安売りをしても利益があり、腹も痛まないのだろうが
安売りをしても会社が持つと言う事は、それだけ以前は、客から暴利を貪っていたのか
それとも雇われ店長を増やし、残業代を支払わずに、経費を大きく削っていたのか
利益がなくても者が荒れると言う事は、そう言う会社なのだろう。
労働者でもある消費者が、働いている従業員の事を考えたならば、牛丼1杯の原価を
表示もせずに従業員を虐げて、安売り競争をしているとしたならば、そんな会社からは
牛丼を買って喰わないのが、なんと言っても一番なのだが、安い安いと飛び付く労働者達は
最早、労働者の味方ではなく、自分だけが良ければの自己中、その者なのかも知れない。
すき屋、松屋フーズ、吉野屋の社長どもに、今までの価格は何だったのだと、言うぐらいの
労働者達の声があっても、私は良いと思う訳であるが、考え方はそれぞれだろうし
そんな会社でも働かないよりはマシだと、頑張っている、真面目な労働者諸君もいたり
何とも複雑な思いが、あつく胸を締め付けるのである。
米国産輸入牛肉のBSE騒ぎがあった時に、ガンとして米国産のスジ肉に拘り続け
吉野屋信者達が騒ぎだして、米国産輸入牛肉の輸入再開の後押しを、した事は事実であろうし
米国産の輸入牛肉が現在も禁止となっていれば、国内の牛肉生産者達の生活や収入と
日本国の経済は、少しは変わっていたのかも知れないし、米国産牛肉の輸入にはBSEの
全頭検査の義務付けと引き換えに、輸入の再開を条件に出来た筈であろう。
吉野屋信者達は、全く日本国の経済までも、ぶっ壊すつもりなのだろう。
自民党をぶっ壊せなかった小泉と竹中だが、日本国経済はぶっ壊した訳だが、反省はゼロである。
おわり