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プリウス工場の車内に硫化水素、作業員自殺か      
3月12日12時50分配信 読売新聞

 12日午前6時5分頃、愛知県刈谷市一里山町のトヨタ車体富士松工場で、
製造中の乗用車の窓ガラスに「硫化水素充満中」と書いた紙が張られ、
車内で男性が倒れているのを、従業員の男性が見つけ119番した。

 男性はすでに死亡しており、駆けつけた消防署員が確認したところ、
車内から硫化水素が検出された。

 県警刈谷署などによると、男性は40歳くらいで、上下青色の作業服姿だった。
同社の期間従業員とみられ、後部座席の足元に横たわっていた。

車内には硫化水素を発生させたとみられるペットボトルがあり、車のそばには
自殺をほのめかすメモが置かれていた。

乗用車はほぼ完成していた。

 同工場では、プリウス、エスティマなどの乗用車を生産。

工場は午前6時半から翌午前3時まで稼働している。

事故の影響で一時稼働を停止していたが、
午前11時頃に再開した。

最終更新:3月12日12時50分

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<硫化水素自殺>製造中の車内で従業員が 愛知・トヨタ車体

3月12日12時43分配信 毎日新聞

 12日午前6時10分ごろ、愛知県刈谷市一里山町金山の
トヨタ車体富士松工場に出勤した従業員が、製造途中の車の中で
男性が倒れているのを発見した。

県警刈谷署が調べたところ、男性は同工場に勤務する
40歳前後の期間従業員で、すでに死亡していた。

車内から硫化水素が検出され、近くに遺書があったことから、
同署は自殺とみている。

 同工場はトヨタ自動車の人気ハイブリッド車「新型プリウス」の生産拠点の一つ。
同署によると、現場は製造した車の最終点検を行うライン上で、
男性は「硫化水素充満中」と書かれた紙が張られた
プリウスの車内に作業着姿で倒れていたという。

影響で同ライン周辺が一時立ち入り禁止になり、操業が約4時間遅れた。

【山口知】

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最終更新:3月12日16時7分

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3月12日12時50分配信 読売新聞では、「自殺をほのめかすメモが置かれていた。」

3月12日12時43分配信 毎日新聞では、「近くに遺書があったことから、同署は自殺とみている。」

読売新聞と毎日新聞との記事を較べてみると、自殺をした期間従業員を扱う記者の心と

記事の扱い方の違い新聞社の経営側の態度が窺えような気がする。

人間が一人、何かを言い残し自ら命を絶ったのに、これだけ扱い方が違うとは悲しいのである。

死ななくてはならない理由を残した書、メッセージをメモとして軽くあしらう記者の心は

完全に経営者に魂を売った犬なのかも知れない。

だからして、記者の名前がないのも頷ける気がする。

毎日新聞の記者は、しっかりと「遺書」と記事で表現をしていて、自殺した方の

その無念さ迄も遺書の内容が書かれていないが、感じ取る事が出来る。

表現の在り方に、経団連の仲間としての読売、ナベツネが脳裏を過ぎるのであるが

トヨタ労組の労使交渉が行われている最中であり、ボーナスも当たらない立場であろう

期間従業員としての立場に、何か大きな心の動きがあったのかも知れない。

でも、死んでしまったら何も解決もせずに、いたい事を誰かにも伝えられず

なにもかもの全てが終わってしまうのだから、死ぬ勇気があったならばもっと違う

抵抗の仕方があったのではないかと、空に昇ってしまった君に声を掛けて上げたかった

苦しかったべ、悔しかったべ、悲しくて涙が止まらない程に溢れたべさ

でも、突然にこの世から消えたら、残されたもっと家族は、悲しんでいていて

どうしてなのと叫びながら、泣きながら酷く苦しんでいるんだよ

だめだべや、死んだらだめだ、でも、死にたかったんだよね

その気持は分かるけれど、もう戻れないんだ、君が下した決断は後も先も

もう、決して後悔が出来ない最後の決断だったんだ、ゆっくりと休みたかったんだね

出会う事も声を掛け合う事も出来ずに、助けて上げられなかったけれど

今度どこかできっと会えるさ、それまで、さようなら、おやすみなさい。

おわり