やはり師走は気持だけは忙しい | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

暑さ寒さもお盆までとは言うけれど、夏の暑さから開放されて、涼しい風が吹く秋となり

秋の陽はつるべ落としと言うだけあって、今まで普通に屋外で活動が出来ていたのに

4時も過ぎると段々と暗くなり、アッと言う間に落ち葉も落ち始め、冷えた朝には霜が下り

気温が上がらない日が続き、地面は冷え切り、やがて霜柱が立ち、そして風に雪が舞いはじめ

いよいよ冬になるのだなと、窓から外を眺めている内に、本格的な雪が降りはじめては

辺り一面を銀世界に変えて、大地を覆う根雪の下では、多くの生き物達が冬眠をして

静かに寝息を立てながら、春が来るのを待っている。

もういいかい、まぁ~だだよ、さっき寝たばっかりでしょ、春が来るのはまだだよ

いっぱい雪が積もって、人間達がいっぱい、いっぱい遊んでからだよ

それから君達のために、春を呼んであげるから大丈夫だよ

それまでは土の中で温かくして、なにも心配しないでゆっくりと眠っていてね。

これからもっと寒くなるよ、森の中の木だって遠くまで響き渡る悲鳴を上げて

地面に立った侭で凍劣でパックリと縦に割れる、何もかもを凍らせる

恐い恐い冬将軍が来るんだよ、だけど君達には、真っ白で温かい掛け布団を掛けて上げるから

この掛け布団があればもう大丈夫、秋に芽を吹いた小麦も寒くなく眠れるんだ

冬将軍なんて恐くないさ、大丈夫さ心配しないで眠っていてね。

人間は寒くないのかいって、そりゃ冬だから寒いさ、人間は火を燃やせるから大丈夫なのさ

いっぱい燃やすのかい、そりゃいっぱい燃やすさ、燃やさないとしばれちゃうらね

人間って頭が良いんだね、いや、それ程でもないみたいだよ、壊しているらしいんだ

えっ、なにを壊しているの、ふふふ、それは君達に言えない、内緒の事なのさ。