北海道を独立国にしようと、勝手に一人で旗を立て、今月は、強化月間と騒いでいる
そんな訳ではあるのだが、デフレだとか、円高だとか、株安だとか、エコだとか
老人は蹴飛ばされ、職のない若者は葬られ、あちらこちらで殺人事件やコンビニ強盗
我が子を虐待する親が居たり、公的年金の積立金を紛失させたり、盗んでいた議員や
公務員達は、その金を一向に私費から返そうともせず、いつまでもしらを切った侭に
時間が経てば人々が忘れ去るとでも思っているのか、日本国政府も返金命令を出す事なく
中小零細企業の借金棒引きにしても、公的機関の貸し付けは、猶予から除外とは何事か
議員公務員の給料削減を0.1として、でたいそう減らしたと威張っているし
利権や既得特権にぶら下がり、多くの国民が金に振り回されている、飢えた世の中の人々の
その思想や動きを深く見ていると、日本国はとても危機的な状況となっていて
それは、誰も気付いていない、何か重く悪い病に罹り、その病が身体の中の細胞を貪り
日々、病が進行しているように見えて仕方がないのである。
今まで健康診断などは一切受けずに、健康だと言い続け、好き放題を続けていた者達が
ある日突然に身体の中に進行している、ガンが見つかった時に、時は既に遅しの手遅れに
なっている様な姿が日本国に感じてしまうのである。
日本国、日本国国民が罹っているこの病は、どうも治りそうもなく、高価な抗生物質や
痛みを和らげる薬を投与し続け、命を出来るだけ伸ばす様な、延命処置に頼らざるを
得ない状況であるのかと、最早これまでかの状態なのかも知れない。
世の中を蝕んでいるあのガン、悪性腫瘍と言う者達を、摘出する手術(強制排除)を
施すだけの体力すらも、既に日本国は失っていて、もしも、強行に手術を行えば
体力持たずに直ぐにでも、心臓(経済活動)が止まり、血管に流れている血(金)も
止まってしまい、脳細胞(商業・工業)が、完全な酸素欠乏状態となり
脳細胞は壊死をして身体の全機能は完全に停止、ご臨終の御陀仏に成り果てるのだろう。
屍となり大地に転がる死骸には、必ず、細菌や虫達が集まり肉を貪り卵が産み付けられ
孵化した幼虫達は、肉を溶かし栄養としながら成虫となり、後に残された細菌達は
虫達に食べ残された栄養を、エネルギーに代えながら、やがては、真っ白い無垢の骨となり
照りつける太陽の熱に強く焼かれ、雨や風に晒され、冬には雪の下に眠らされ
何年も何年もそれらは繰り返されながら、ゆっくりと、ゆっくりと風化を進め
そこに何があったのかも、誰も見る事が出来ない姿、大地と同化をするのだろう。
悪性腫瘍は正常な細胞までも蝕み、悪性腫瘍に変えて身体を貪り続け
知能を持った悪性腫瘍は、言い訳や、屁理屈を並べ立てては、更に仲間を増やし
その増殖のスピードを止められる筈の、道徳という特効薬にも耐性を持ち始めていて
倫理や道徳などは役に立たないものと成り果てている、それが今の日本の姿なのだろう
悪性腫瘍が最も好む物は、正に、金である、金をバラ撒けば貪り付く様に活発に動き
そして全てを喰い尽くせば、また次の金に群がり、仲間を増やし増殖を続けて行くのである。
全く金が無くなれば、直ぐさま見境なく共食いを始め、悪性腫瘍の仲間同士が互いを喰らう
正に地獄に似た光景が繰り広げられ、見るに見かねた悪性腫瘍の親玉達は、再び金をバラ撒き
騒ぎを収めようと必死の形相が、現在の日本国の姿に見て取れるのである。
悪性腫瘍のコロニーの中にいると、自分は悪性腫瘍なのだと、気付いていない者も多く
なんで悪性腫瘍のしている事が悪いのかも、理解する事が出来ない者達が多すぎて
それが倫理や道徳の本来あるべき行動や思想を抑制し、自制させる強い特効効果が
全く悪性腫瘍には効かないと言う、根本的な原因になっているのであろう。
悪性腫瘍の親玉を取り除いてやりたい、そうすれば、良性の細胞が活発に動き出し
悪性腫瘍を取り囲み、不治の病に奇跡を起こし、日本国は再生が出来るかも知れない
屍になるか成らぬかの最後の望みであるが、日に日に悪性腫瘍の精力が強まり
良性の細胞の体力が落ち続けている事は、今更、言うまでもない事であろう。
おわり